†電話がなっている† - 2004年09月18日(土) ■電話がなっている。君からだ。 生焼けのから揚げに電光石火で中ったポロ子です。 腹痛に堪えつつ、唐突に小学生の頃読んだ本のタイトルを思い出す。 「電話がなっている」川島誠。 正確には「誰かを好きになった日に読む本」という児童文学アンソロジーの中に収録されていたんだけども。 谷川俊太郎、森忠明、河野貴美子、三木卓、阪田寛夫・・・と今思えば錚々たるメンバー。 なのに本の後半に行くに従ってどんどん児童文学から離れていった気が・・・ 初恋云々とかからどんどん離れていって、この「電話がなっている」のあたりで小学生にはどうかと思える内容に。 あらすじは近未来の管理社会が舞台で、子どもは高校入試で格付けされてその試験の成績がそのままその後の人生になる感じ。 主人公の少年は幼なじみの少女の協力で普通ランク(Bくらい?)も難しいといわれていたにも拘わらず上のAランクになれて、人よりもちょっと豊かな生活を送れる将来の約束を手に入れる事が出来た。 お祝いの食事で食卓には人口増加で貴重になってしまった肉料理が並び、その後ろで電話はなり続ける。 少年を愛してくれた少女からの電話だと分かっているのに、少年は電話を取ることが出来ない。 どうしてかというと、少年はAランクになれたけども恩人である少女は事故で身体が不自由になり、試験を受ける資格すら失ってしまったから。 試験を受けられないランク外は貴重な「肉」として食用になるという・・・(汁) 小学生の時の記憶なのでちょっと曖昧だけどもこんな感じ。 でも、作中の文章が所々頭に残っていて「シャツのボタンをひとつおおめに外してたいしたことのない胸毛を見せようとしている音楽教師」やら「私、早く大人になりたかった」といって生理用ナプキンを気持ち悪そうに中腰で外す描写、その他「彼女の甘い汗のにおい」「冷たくなって肉屋の冷蔵庫に吊るされる彼女」やらが今でも思い出されます。 これ絶対内容見てないよね、先生・・・と激しい生理痛で学校を休んだ日に読みつつ思った記憶があります。 小学4年かそこらだ(当時から身長は小さいが初潮は割りと早かった)。 「きょうはこの本読みたいな」シリーズとして他に「忘れ物をした日に読む本」とか「うそをついた日に読む本」とかで12冊が並んでいて、当時図書室に篭もっていた私は全部読んでいたけど、好きになった日に読む本はそのタイトルのちょっとした気恥ずかしさから一番最後に読んだというのに一番のインパクトで残っています。 つーかアレが「児童文学です」といって小学校の図書室に何食わぬ顔で並んでいるのがどうかと思うよ。 一緒に入っていた核戦争後のシェルターから出て無線で話した女の子を助けに行こうとする『The End of the World』って話も良かったな・・・ 助けに行くところで終わる話だったけど、当時の私は無理矢理続き考えたなー。 �―�の子と無事に会えたけど、放射能の所為でそのまま抱き合って死亡。 �⊇�の子のところまで辿り着けないままに放射能か事故で少年が死んで終了。 ははは、みんな死んで真っ平らだ。 私のバッドエンド好きはその時に形成されたとしか思えないね。 とりあえず川島誠の「電話がなっている」は絶版なので「誰かを好きになった日に読む本」か「セカンド・ショット」を買ってみてくださいよ。 オススメなので。 私は勢いよく楽天に注文したよ。早く届けー。 ...
|
|