ダメ大人の日常
 御神酒蔵



 読まず嫌い

白状しますが、ワタシはティーンズ小説と言うものが苦手です。

若気の至りで、中高生の頃はコバルトなども読んでみたりしましたが…
ホームズから入って海外ミステリーと言う経路をたどったので
恋愛・青春(爆)を題材にした小説はかなり恥ずかしいのです。
セミフィクションとか、その手のものが好きな人間とティーンズ系は
相容れないようなモノがあると思うのです。

だがしかし!

運命の悪戯とで申しましょうか、そんなワタシも気が付けば
キャラ萌えのSSなんぞ書いてたりするのです。
…世の中わからないものだ。

閑話休題。

今現在の自分を棚上げして繰り返し言いますが、
ティーンズ向け小説=青春・恋愛・ヒロィックファンタジー
このような偏見が頭の隅っここびりついているのです。
(更にこの手の話は漫画で十分!とか思ってたり…)
頭が古いと笑っておくんなまっせ!

そう言う訳で「その手のにほい」がするものは
眼中有りませんでした。
周囲に「面白いよー」と薦められれば薦められるほど
却って興味を失っていくのです。

そんなワタシが薦められてウンザリしていた作家
それは「小野不由美」
漫画になってる悪霊シリーズは結構面白いのですが
「…漫画で十分じゃん?」と思ったのは確かです。
わざわざ原作を読むほどの興味はそそられなかった。

が、しかし!!
ある日たまたま読んだ同人誌が面白かった!
でてくるねずみがとてーも可愛かった!!

……そーして元ネタ知りたさに友人に借りたのです。
「十二国記」を!!


読まず嫌いしてごめん。
楽俊かわいいです。そして割と面白いです。
(ここらへんがとーっても↑素直じゃないです)




2001年10月02日(火)
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