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ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年10月15日(月)
魂から魂へ

ここ最近大学に期間限定で設置されたボルダリングウォールにはまっている。
ボルダリングウォールとは、なんか何回も日記で説明している気はするが、
ボルダリングをするための人工壁である。
ボルダリングとは、クライミングの一形式で、
ロープを使わずに小さめの壁で、テクニカルなムーブを必要とするスポーツである。

大学に置かれているのは、約110〜120度くらいの前傾壁。
学生課が年々廃れていく体育祭の活性化を狙って設置したものだった。

大学に設置されているため、俺はいつでも無料で使用できる。
ただ、大学内の山岳系団体は、
そのかわり一般の学生の補助やサクラ的役割も果たして欲しいと頼まれているのだ。

正直ちょっと面倒くさいと思ったがやってみるとなかなか面白かった。


場所が屋外ステージの真横なので、軽音部などがデモ演奏をやっていると、
ギャラリーが集まりすぎてかなりやりにくいものはあるが、
それはそれでいいんじゃないか、人が集まって、と思っていた。

が、今日のはさすがに無理があった。

応援団が演舞を始めたのだ。
その人の集まり具合と、太鼓のうるささといったら軽音の日ではない。
たまらず、我々も見学者へと早変わりしてしまった。

昼休みが終わって人が引き始めた頃には、
後輩たちも授業に行ってしまい、しばらく俺は暇だった。

そしたら今度は軽音のコンサートが多目的ホールとかいうところであるとかないとか。
当然暇そうだった俺は、(暇だったのだが)連れ込まれても抵抗できない。

まぁ時間は調度余っていたし、
別に聞いてて苦になる音楽じゃなかったのでしばらく大学生のふりを続けていたものだ。


今日のウォールは日が暮れてからが盛り上がった。
工学部の研究室の人々が、研究の合間に遊びに来たのだ。
結構な人数で壁にとりつき、仲間内でそれぞれ登り方を検討する。

そういうところに自然と入り込んでいき、さり気なく(さりげなくはないかな。)助言する。
そういうことがだんだんできるようになってきた。
それ程うまい助言ではないのだが、それでも彼らの動きは少しずつよくなっていく。
そしたら登れるようになった人が別の人に教えてやり・・・・

そんな好循環が続き、しばらく楽しんだ後で彼らは研究へと戻っていった。


そろそろお開きかな、帰ろうかな?
と思っていたら今度は食堂前でダンスをやっていた兄ちゃんたちが集まり始めてた。
さすがにダンサーってのは身軽なのか、バランス感覚が優れているのか。
一般の人々よりずっとスムーズに登っていきやがる。

なかでも、今まで俺が考えてきたのとは違う方法で登る奴もいた。
あれにはかなり熱くなった。

「ぉぉぅ、そういう解釈もありなのか!」
妙に燃えてしまい、その後また帰るタイミングをなくしてしまったのだった。