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ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年09月28日(金)
その実力

今日はついに我がサークルの新人がデビューする。
それは誰かと問われれば、
誰あろう、白馬岳で出会った立花君である。

昔はサッカーもやっていたらしいのでそこそこ良い体格をしているし、
リーチがあるのも有利。
しかし、何よりも妙にやる気が入っているのが良い。

山の上にいた時に軽く岩を触らせてみたところ、
思ったよりも怖がらずに登るので、誘いをかけてみたところかなり興味をもったらしい。
それでは、ということで早速の入部を決定し、
今日は手始めに人工壁へと招待してみたわけだ。

初めてのクライミングで一体どれほど登れるものだろうか?

俺はかつて全然登れなかった記憶がある。

しかし、全く始めてやる人間にそんな全く登れないようなコースを勧めて、
果たして次回から続くのだろうか?

常々俺はそう思ってきた。
やはり最初は楽しさを教えてやるべきだ。
簡単なルートを何本か登らせ、次に難しいルートに挑戦させる。
登れなくて、「ちくしょー」っと思わせればこっちのもの。
負けず嫌いは成長するものと相場が決まっている。

昼の1時過ぎ、いつものクライミングジムに集合する。
簡単な登録手続きを済ませて、立花に簡単な説明を施して、
そして、立花の初クライミングが始まった。

彼は、長身クライマーのほとんどがそうであるように、
はじめてであるにもかかわらず予想以上に良く登った。
若干調子に乗りすぎる傾向はあるが、調子に乗せやすいというのはこちらとしては、やりやすい。

・・・初回はこの程度でいいだろう。

そう思って切り上げたのは夜の7時を回っていた。
山名君とその後輩3人もいたため、少人数で来るよりも時間がかかってしまったらしい。

随分と長い時間いたのだが、あっという間だった

ま、よくがんばったから、晩飯ぐらいはご馳走してあげようかね。
・・・・って言ってもカツ丼程度だけどな。

後輩に恵まれなかった俺らは、こういうのに凄く憧れていたんだな。
キムチチーズカツ丼を喰らいながらしみじみと感じた。