
ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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| 2001年07月07日(土) ■ |
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| 「みんな山が大好きだった」 |
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今日は今までほとんど出ていなかった1限目の講義に出てみた。 そのため(?)昨夜は徹夜してしまい、恐ろしく眠い。 とにかく1,2限目を耐え抜けば午後は家でゆっくり寝てやる。 3限目はもう出ないでいいやって決めたし。(こら)
しかし・・・1限目の授業中・・・。
「ではこれから45分間ほどビデオ見てもらいます。」 暗転する教室。 国連がどうたらこうたらっちゅう映像が流れる。
寝てくれと言わんばかりだ・・・・。 耐えろ・・・・ 耐えるんだ・・・・ 寝たらしぬぞ!パシッ。 親父にもぶたれたことないのに!!
頭の中でわけのわからんソロコント(しかもパクリ)をやってると・・・ 目がさめたらビデオは終わっていた。
「今のビデオの中から試験も1問出ますので。」
先生・・・そういうことは先に言ってくれ。
2限目の授業は必死で起きて聞き、待望のお昼。 寝る。 とことん寝る。
目がさめたらあたりは暗い。 時計を見たら・・・・9時?
明日は藤原さんたちと 岩登りに行く予定があるから早起きしなくちゃいけない。 よし、もう寝よう!(をいをい) 昨夜徹夜してんだから2日分眠れるよね♪(無理)
眠れませんでした。
仕方ないので読書。
「みんな山が大好きだった」 山際淳司さんの本です。
まぁ要するに過去の偉大な登山者たちの逸話を少しずつ書いてる本で、 主に亡くなった方の話なんですね。 で、山で死ぬことはどういうことかについて書いている。 死ぬために山に行くわけではないが、 山で死ぬことは幸せだと言うような書き方をしている。
はっきり言って私はこの意見には反対です。 恐らく、本に登場した死を覚悟したとしか思えない計画に挑戦したアルピニストたちもそうでしょう。
彼らは、はたからみれば、いや十分に知識を持った人々から見ても、 恐ろしく無謀な事をしているようにしか見えません。
しかし、そうであればあるほどに。 彼らは自分なりの勝算を持って山に行くのです。 山に行くというのは、山に行って必ず帰ってくるということなのです。
この点を勘違いされるのは、実は一番困る。
「生き抜くことは冒険だよ」 長谷川恒夫氏のこの言葉が全てを正しく表しているのではないでしょうか。
<次回予告>
バイト先の社員さん、藤原さんとの岩登り。 今回は素人さんを2名スカウト。
謎のアルバイター篠山君(仮名)と宮内氏(仮名)ことミヤッチ(仮仇名)。 六甲山は保塁岩で試される、彼らの素質が!
次回 「楽しげな人々」
請うご期待。
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