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ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年06月27日(水)
ある水曜日の物語。

百田君の仕事は休みが不定期である。
ただ、彼も社会人になったからと言って岩登りを諦める男ではない。
ということで毎月始め頃に休日の予定がメールで届く。

今日は久々に私の予定とぴったりあった。
今までも何度か予定はそろっていたのだけれど天気があわなった。

昨夜から天気は微妙だと言われていたのだけれど、
決行するかどうかは朝判断することになった。

そう、今日は久々に百田君と岩登りに行く予定なのだ。人工壁ではなく。

朝の天気予報では、「神戸、雨のち晴れ」だったが・・・
京都、大阪とも天気が保ちそうだったので決行することに。
現地に向かうにつれ微妙に天気が悪くなっているのは気のせいだろうか・・・。

が、到着してみると案外大丈夫。
ただ、微妙に地面は湿っていた。
どうやら「午前中雨」と言う予報は既に終わった後だったらしい。
天気は回復に向かっている。
若干岩が濡れていて登りにくいかも知れにが・・・乾くだろう。(乾け!)

今日の岩場は平日と言うこともあって、かなりすいていた。
ほとんど人はいなかった。
私たちの他にはたった2パーティ。
なんて快適なんだ・・・。
しかも午後は驚くほどの晴天。

「昼寝でもしようか?」
百田君の口からそんな言葉がもれるのも無理からぬことだった。


身体を動かして気持ちよく疲労した後は・・・・大学。
今日は水曜日だから7時間目だけ講義があるのですね。
6時前にまだ明るい岩場を後にして8時前に大学到着。
ほぼ授業が始まる直前だった。

特に着替えも用意していなかったので、
ジャージ姿でザックを背負って授業を受けるはめに。
そしてたまたまであった大東君の一言。

「今日も泊まっていい?」

なんで?

「レポートが・・・」

・・・・勝手にせい・・・・。(苦笑)