| 2008年03月17日(月) |
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』 |
恋人にフラれたエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は彼のことが忘れられず、彼の行きつけのカフェに乗り込む。 そんな彼女を慰めてくれたのは、カフェのオーナー・ジェレミー(ジュード・ロウ)と、甘酸っぱいブルーベリー・パイ。 それからのエリザベスは、夜更けにジェレミーと売れ残りのパイをつつくのが日課になる。 しかしそんなある日、彼女は突然ニューヨークから姿を消す。 恋人への思いを断ち切れずにいたエリザベスは、あてのない旅へとひとり旅立つ。。。
初期のウォン・カーワイを思い起こさせるような作品だなぁというのが第一印象でした。 初のハリウッド作品ということで、私を含め、王家衛ファンからすると「期待半分・どうなるんだろう半分」と予想してたと思うけど、とっても良かったです。
失恋の痛みから立ち直れない主人公のストーリーですが、しめっぽくなくて、むしろ前向きな展開も好感度でした。 演じるノラ・ジョーンズも、とても映画初主演とは思えないほどのデキ。
95分の中に、旅の途中で出会うエピソードを上手に入れて、また、それぞれのキャラクターも抜群だったと思います。 レイチェル・ワイズは、ちょっと出番が少なくて残念だったけど…。 彼女の夫役のデイヴィッド・ストラザーンって、『グッドナイト&グッドラック』でエド・マローを演じた俳優さんでしたねー!
旅先での出会いって、よっぽどの事がない限り、もう二度と逢わない人とのめぐり合わせだと思うけど、そのドライな雰囲気(でも、決して冷たくはない)が、とっても良く表現されていたと感じます。
『ホリディ』で、ジュード・ロウのかっこよさに目覚めた私…今役も凄くかっこよかった〜♪ あんなステキなオーナーが居たら(彼目当てに)絶対に通っちゃうよね。
あ〜、やっぱりウォン・カーワイ作品好きだなぁ。 今度は、香港映画でこうゆう雰囲気の作品が見たいなぁ。
♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『ONCE ダブリンの街角で』 『魔法にかけられて』 『ポストマン』 『フィクサー』
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