####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2005年09月18日(日) 『四月の雪』

コンサート会場の照明チーフディレクターのインス(ペ・ヨンジュン)の元に、妻の交通事故の知らせが届く。
病院に着くと、そこには見知らぬ女性ソヨン(ソン・イェジン)と、もうひとつの受け入れがたい事実が待っていた。
事故に遭った時、インスの妻とソヨンの夫は同じ車に乗っていたのだった。デジカメ、携帯電話には、二人が知りたくない秘密が残されていた。
突然の出来事に、戸惑いながらも、看病をする二人。
二人にしか分からない苦しみを背負った彼らは、励ましあううちに、いつしかお互いを心の支えにしていることに気付く。。。

「自分が、この4人の立場だったら、どうするだろう?」というか、「相方を、インスの立場に立たせてしまったら、どうするだろう?」というのを、すっごく考えた映画でした。

W不倫のカップルのそれぞれの夫と妻が恋に落ちるという設定は、十分にありえるお話だと思うんだけど、事態が事態なだけに(意識不明の重体)、チョットその辺が、、、う〜ん…私だったら、相手への憎しみで溢れちゃうんじゃないかなぁ…。
衝動的に求め合うのは、まぁ理解できるとしても、この状況下で「好きになっちゃう」とは、また違うと思うんだけどなぁ…。

そんなこんなを考えました。

ホ・ジノ監督の作品は好きなので、演出やカメラワークなどは、けっこう満足できました。
鏡や窓ガラス越しの映像使いが多く、こだわりが見えた。

ただ、ラストは、あの電話のベルで終わって欲しかったよぉぉーーー。
ラストのセリフは余分だよね?
ね?ね?
私と同じ意見の人いないかしら、、、?
「この後どうなるの?」と、曖昧なラストを好む私としては、(現状のラストも多少それを含んでいるけど)、もっと「見せない」手法が良かったです。

ストーリー展開は、何の前触れもなく、すぐにお話の中心に突入していきます。
事件(事故)と、寒そうな映像とが合わさって、けっこう緊張感を保てていて良いと思う。
全体的にセリフも少ないから、主人公2人の溜息の奥に潜む心情も伝わってきます。

主人公2人は、好演だったと思う。
ラブシーンの映し方が、ゆっくり過ぎて、エロくて困ったけど(ちなみにヨン様は半裸ありでした)、他はなかなか良かったんじゃないかな。

でも、私としては、全体的には、前作の『春の日は過ぎゆく』の方が好みでした。

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7月1日に、『バンジージャンプする』を見に行った時、無事に帰還できたのが不思議なほどの、オバ地獄恐怖を体験した私…。

今回は完全武装で、前日にチケ予約して挑みました。

一緒に居た相方は、7月の時は「女子校の同窓会に来ちゃったみたい」と言ってたけど、今日は「婦人会の集まりに来ちゃったみたい」と呟いていました。

右も左も前も後ろもオバオバオバ…(エンドレス)。
だいたい、うちの母(56歳)ぐらいの層が多く繁殖していて、中には、杖をついたオバアチャンまで数人見かけました。

でも、この光景って、別にTOHO浜松だけじゃなくて、全国津々浦々の映画館で起こってるわけだよね?
恐ろしや〜。

これから見に行かれる方は、できたら指定席チケ制度のシネコンで見る事をオススメします。

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ケイケイさん、早速の映画バトン、ありがとうございました!

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書き手: みぃ♪
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