高校の同級生、仲良し5人組。 20歳の彼女たちは、それぞれの日々を送っていた。 証券会社のOL生活を満喫しているが、総合職の女子社員が配属されてきて会社でやるせなさを積もらせているヘジュ。 幼い頃両親に捨てられて祖父母と貧しいバラック街に住み、イラストの勉強しながら就職活動を続けているジヨン。 お嬢様で家事手伝いをしながら障害者のボランティアをしているテヒ。 そして手作りアクセサリーを販売している双子姉妹。 誕生日プレゼントがきっかけだった子猫を、1人、また1人と「お願い」して預けていく。。。
映画を見て、共感するって事はほとんど無いけど、これは、もの凄く共感できる部分が多かった。 というか、自分自身と重なって見えるところが多かった。 多分、そう感じるのは私だけじゃないはず。 私は、この主人公達よりずっと年齢オーバーだけれど、現在も重なる部分があるし、また20歳の頃を思い出してみても、とっても思い出される出来事が多い。
この5人の中で、私は間違いなくジヨンだなぁと思いながら見ていた。 落ちこぼれで貧しくて何やっても先に進めなく…スクリーンを見ながら、身につまされる思いだった。 もしくは、ヘジュ。 周りの人には、「けっこう良いのよ」っていう顔をしつつ、内心は「なんだかなぁ」と思う自分は何度も経験してるような気がする。 どう転んでも、テヒみたいな女の子ではない。
テヒはとっても理想的な女の子。 彼女の1/10、いや1/50で良いから、見習いたいなぁと思った。 ほんと、頭が下がります。
「大感動」とか「大拍手」っていうような映画じゃないけど、友人同士の関係はもちろん、会社勤めの人からすると、ヘジュの会社でのシーンは「そうそう、あるある…」って頷く事が多々あると思うので、20歳の人にも、過去に20歳だった人にもオススメかな。
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今日は、このエンピツでいつも御世話になっている利音さんとの映画鑑賞でした。
私が今回は泊まりで出掛けているから、前回みたいに(昨年の7月に初対面済み)帰りの時間を気にしなくても良いって事で、観劇後に待ち合わせて、夕方から映画→イタリアンディナー。
色々とプランを計画してもらって渋谷で映画を見る事になったんだけど、映画館に着いて、何が驚いたかと言えば、アナタ、「この、どこがいったい“映画館なの?”」っていう狭さ小ささ。 田舎者はビックリ仰天でした。 そもそも、私は「ミニシアター」というものを大勘違いしていたようで…お恥ずかしながら、全国ロードショーしないようなマイナーな映画=ミニシアター系と呼ばれていると思っていたんです、、、ずっと、今ままで。 違うんですよね、、、読んで字のごとく、小さい映画館で上映されている作品だから、ミニシアターって言うんですね。。。まったく、これまた自分の勘違いにビックリ仰天でした。
♪BGM♪〜『Jesus Christ Superstar』
≪≪ 昨日は観劇『スルース』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『ロスト・イン・トランスレーション』 『LOVERS』 『華氏911』
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