*DIARY*

2008年10月08日(水) 月マガ11月号(2)

そんなわけで、月マガ感想続きを。


■セミファイナル:成田中央だよ全員集合!with明和
先月号の決着を経て、てっきり誌面を後にしたと思われていた明和大日立。しかし、さすがはアクト2のエンドロールにして、アクト3のプレリュード。すれ違い様、成田中央とのプチバトンタッチ大会が開催されました。

忍様と愉快な下僕たちが満を持して出陣するまさにその時、控え室の扉が開き、成田中央と明和大日立のメンバーは、ばったり対面することに。
監督同士はアレですが、選手同士は割りと友好的なこの2校。
まずは明和筆頭の長瀬が、友人森山へとエールを送ります。

「がんばれよ森山…」

すでに菩薩へと昇華した長瀬の穏やかな表情もさることながら、長瀬の心情を悟って、「ああ」と短い言葉で応えた森山も素敵です。なんという大人なやりとり。

しかし!このシーン最大のポイント!
それは「森山」=苗字呼び。
ここではないでしょうかァアァァッッッ!!!!(おちついて!)

アクト1において、一部読者の間で物議を醸し出した「敦司」=名前呼び設定は、一体どのブラックホールに飲み込まれてしまったのか!?
自分としては、「希と麻上が見ている前で、「敦司」なんて、名前なんて呼べるわけないじゃないか…」がFAだと思いました。ていうか、他にどんな理由があるっていうんだ!!!
さすが長瀬。天然ながら魔性の男です。


■セミファイナル:成田中央だよ全員集合!アクト2
各校キャプテンたちのあとは、二年生同士のバトンタッチタイムが待っていました。
結城希と岸本忍。共に全中オールスターに選出され、注目を浴びてきた天才ルーキー同士です。先にトーナメントから姿を消すことになってしまい、さすがにいつものような居丈高な発言を口にすることができない希。それでも、泣きはらした目を懸命に見開き、忍を精一杯睨みつけるのでした。
一方で、忍のこの凍りついた眼差しはどうよ。

対明和に関しては、沢登の、至極どうでもよさげな醒めた眼差しが印象に強いのですが、忍のこの目も相当だぞ!!
……お願いだから、ちょっとくらい希を相手にしてあげて!(笑)
その後に続く忍の発言からも、すでに忍の視界に希は存在していないことがよくわかります。そうです。ちょっと前の新人戦では、寂しく一人きりで会場に現れた希をいち早く発見し、「久しぶりー!」と明るく声をかけてくれた、面倒見のいい朗らかな忍は、もうどこにも存在しないのです。
希は、無視をされることが嫌い(例:沢登)なので、基本的に、リアクションを返してくれそうな人にしか絡まないのですが(例:石井・布施)、完全形態の忍の雰囲気を動物的勘で察知し、敢えて声をかけなかった希の成長にもびっくりです。

それにしても、あの「オレが一番だ!」と信じて疑わなかった希が、優しい忍にこんな眼差しで見下ろされよう日がくるとは。うううう、なんて美味しい設定なんだ。完全に忍希の坂道を転がり落ちました。
どうでもいいんですが、児嶋の「あの…いつも一言多い結城が口をつぐんだまま虚勢張っちゃって…なんだか切ねえよな…」という台詞を聞くと、結城くんはやっぱり成田のみなさんに多大なるご迷惑をおかけしていたんだなあ…と感慨深いものが。特にリアクションしてくれる児嶋は、希の標的にされていたに違いない。
というか、間違いなく児嶋くんは、成田で一番性格がいい人だと思います。


■セミファイナル:成田中央だよ全員集合!アクト3
その後も、帝王岸本のオンステージはまだまだ続きます。
いやこれはすでに、児嶋総受け劇場というべきか!?

「児嶋さんのくせになに優しいセリフ言ってるんですか」
今日も今日とて年下の後輩にいじられまくるプリンセス章男。
「児嶋さんのくせに」とかもうほんと、どういうオレ様理論なのこれ(笑)

児嶋総受け化が止まらない成田中央。
続いて、直也がこれに便乗してきました。
「気が強くなった2年のPGはやりにくいか?章男」
言葉攻めを受けまくるプリンセス章男。
愛玩動物のように愛されまくりです。

改造手術があながち嘘とも思えないレベルでスーパーアンドロイドへと進化を遂げた忍ですが、児嶋から「オレたちを生かすも殺すもおまえ次第なんだからな忍!!」と頭をかいぐられた時だけは、本当に嬉しそうに、昔のような微笑を見せてくれました。
忍の進化は大変面白く読んでますが、たまに昔の忍の顔に戻る時があって、そこがすごーく好きです。思えば、ほんとに冷遇されてきましたもんね…。そりゃアイスマン化するのも頷ける…。忍を傷つけた森山と下條は、忍に一度謝った方がいいよ!(でも下條のはたぶん計画だけど)(森山のはほんと天然っぽいから余計なんというか…)


■まだまだ続くよ!成田中央だよ一人きりで集合!
まだまだ終わらないオールスター夢の競演!
もしかしたら今月号最強のサービスタイム到来の瞬間かもしれません。
真打ち、下條薫、登場。
キタよーー!!!かおるタイムきたよーーー!!!
なんだろう!?この興奮とトキメキは!?
よし今だ!今なら誰もいない!今なら下條を襲えるよみんな急いで!
下條監督のくせに、妙な色気を出さないで下さい。下條監督のくせに!下條監督のくせに!(岸本忍的帝王理論活用)

タバコを一吸いしただけで消す下條監督。
増税で煙草の値段が上がり続けている中、相変わらず、我々下々の人間には決して真似できないバブリーな煙草の吸い方を見せつける我らがヒーロー・下條監督。
さらに、喫煙所が無人であるのをいいことに、延々ひとり言を繰り出す我らがゴッド・下條監督。
なんというかもう、さすが、ツッコミ待ちの姿勢も王者の風格です。カッコイイ!

そんなCOOLな下條さんですが、大人の余裕な態度とは裏腹に、内心ではやはり昔の男との対決を、めちゃくちゃ楽しみにしている模様。
うんうん、分かります分かります。下條と藤原ってある意味、誰も入り込めないレベルで相思相愛だもんね!
藤原と下條の関係はすごくツボで、成田戦での二人のやりとりが楽しみのひとつでもあるのですが、でも今の下條は成田のみんなのものであってほしい気持ちも同時に存在していて、試合後、下條はどっちのプロポーズを受けるのかな!?と毎日どうでもいい葛藤を繰り返しています。(何もかも森山が嫉妬しないのが悪い!)(いや嫉妬しないからこそ、森山なんですけど…)(そもそも藤原のプロポーズとか、1万年待ってもないから)


■他、ピンポイント感想だよ全員集合!
・瑞穂久々にちゃんと出た…!
・藤蘭ツーショットのコマ素敵すぎ…!涎出た!
・哀トー天才コンビが前半のキー?楽しみ!
・それぞれ後輩を従えて対峙する森山と長瀬のコマが鬼ツボ。
・八木沢さんなる若い女記者(キャスター?)登場で、榊原との女の場外バトルが勃発しそうな予感。


■トリを飾るよ!天童寺だよ全員集合!
締めはやはりこのチーム。
今まさに決戦の地へと赴く瑞穂と、勝利をもぎ取って帰還した天童寺が邂逅。
天童寺側は昭彦もガン首揃え、真のオールスター大集結です。

昭和兄弟、哀川の元カレvs今カレ、沢登の元カノvs今カノ立候補中のバトルなどももちろん楽しみですが、なんといっても、何かやらかしてくれそうな沢登に期待大です。



いや〜まさかの召集令で興奮しまくりです。
特に湘南は久しぶりだったので、嬉しい悲鳴!わずか二日前の敗戦のダメージが微塵も残っていなくて笑いました。さすが湘南。湘南のそんな揃いも揃ってドライなところが好きだ!(ロッキーは今頃同級生とどこかでしんみり思い出大会開催してそう)

ところで、次号重大発表って、冬ミュのことなんでしょうか?
どの学校が来るにしろ、そうだったら嬉しいです=333


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じゅんや