*DIARY*

2008年07月05日(土) 月マガ8月号

今月も行く先々のコンビニで月マガが売り切れていて参りました。朝一で行かないとゲットできないってどんな競争率?
さてさて、一年間続いたこの明和vs天童寺も、今月号で事実上の終了を告げました。
先月に引き続き、今月の内容も、天童寺が圧倒的破壊力で突き放す→明和がまとめモードに=でしたが、あまり胃痛を感じないのは、被虐に慣れすぎたせいでしょうか?
何はともあれ、最後まで盛り上がっていきたいと思います=333



今月は巻頭カラー!堂々のピン登場を決めたのはこの人!
Revival
今回の交代劇で、彩人気の底力を思い知ったのですが、もう一回くらい明和のカラーもらえないかな〜と切望していたけど、この彩カラーがあまりにかっこいいので、ぐうの音も出ない!天童寺は基本モノトーンなので、シンプルだけにインパクトがあって素敵すぎ!



■この試合の真の主役は俺だぜ!如月彩全開
先月ラストから再びのコートインにメラメラしていた彩。さあスーパー我侭エース希と、どんなガチバトルが繰り広げられるのか!?ドキドキ状態で本編をめくった瞬間→


「どけよ」とばかりに、希と木下に肩ドン!してる彩の姿が。



いきなりそれか!早速それか!



1P目から笑いすぎて、指が震えてページがめくれない。
とりあえず一回月マガ閉じた。





初っ端から盛り上がりすぎな彩のパフォーマンスには、まわりで見ている長瀬と氷川も「希より可哀想な子がいる…」と無表情になっています。
武蔵と張り合えるパワーの持ち主である希は、彩の突進にも肩を少し揺らがせたくらいでしたが、木下は完全に弾き飛ばされてます。希はいいとしても、木下は完全なとばっちりです。

こうして大人気ない人がいれば、大人すぎる人も存在しているのが天童寺。(※両方褒めてます
大人代表の鎌倉くんが今月も輝いています。
そしてまた、これまで沢登に全権を委ねていた置物コーチ昭彦も、今月は一味違います。威厳と存在感を無事アピール!なんかちょっと遠目からは梁川に見えるよね。


■愛するよりも愛されたいMAJIでin2008夏
ベンチに下がっていた間、鎌倉の信念を体現するプレイを見せ付けられた彩は気持ちを立て直し、冷静なプレイで大活躍。前半までの一人相撲が嘘のように、まわりをよく見て状況判断しています。
今までは強引に中へと突っ込んでいましたが、DF二枚壁を交わすようにあっさりフェイダウェイを決めてみせる彩。恐るべき技術のインフレ。フェイダウェイなんて簡単にやれるのに、今まで故意にやってなかったということを証明してみせました。ウォオオ!天童寺のエースの名に相応しい実力を見せる彩!
この試合終わったら彩は、恩人の鎌倉にお中元贈るといいよ!

「アンタの手なんか見えてんだよ!」となめまくる某エースくんを軽く蹴散らし、渾身のガッツポーズで、あっという間にリベンジ完了です。というか、まさかの秒殺達成です。
相変わらず、「希たん如きにそんなムキにならなくても…」とつい思っちゃったりするのですが、彩の雄たけびはそういう次元から来てるモノじゃないんだと思います。


そしてここでお待ちかねの沢彩ターイム!
ここ最近は武蔵が何かと一人で全部持っていっちゃってるため、若干影薄めだった沢登ですが、彩復活の今月はやる気up。
1.彩とアイコンタクトを交わし、
2.彩が決めれば嬉しそうな表情を浮かべ、
3.彩と喜びのハイタッチ

……沢ちゃん、普通にいい人だよなあ。(普通に騙されてる!)
彩or裕太のセレクトシーンとかカッコイイですね!相変わらずセブンセンシズが冴え渡ってた!

しかしこの沢彩ハイタッチはなかなかのターニングボイントだと思います。
それまで沢彩コンビといえば↓
沢登「彩があそこでああいくとは思わなかったよ」
如月「フン、あんなの決めて当然だろ」
…みたいな、何かのプレイの一貫ですか?と思わずにはいられないやりとりばかりでしたが、ダイレクトに喜びを分かち合うようになったこのシーンを思うと、鎌倉と彩を中心に変わり始めた天童寺チームを象徴しているようで、素直にかっこよく、燃える展開!


■今月の挑戦者feat.三年生トリオ
さて、全てのピースが揃った天童寺チームとは対照的に、フルスロットルで突き放される明和大日立チーム。もう天童寺の背中が見えません(笑)

水戸がここでタイムアウト。
さすがの結城くんも「なんかオレたちグダグダですよね?」と気付いたようで、開口一番、罪を背負います。
すいませんカントク…オレがマンツーしかないって言ったんです…」
監督相手にさらっと謝罪の言葉を口に出すという芸当を見せる、今月のエース。彼の長いものには巻かれよ精神は今月も健在です。


そして、ここからは明和大日立のターン!


長瀬「違いますカントク…オレの責任です」
結城「なっ…なにを言ってるんすか長瀬さん」
麻上「そうだ悟、これはオレと希が…」
ナイス庇い愛!!


インサイドブラザーズがこの時ばかりは強力なタッグを組んで長瀬の名誉を守ろうとする中、当の長瀬は迷いなく言い放ちました。

GOサインを出したのはこのオレだ
オオオオ!ずっと長瀬キャプテンのターン!

どうしよう、長瀬がかっこよくて泣きそうです…!



しかし、次のページ↓

「教えて下さいカントク、オレたちこの後どうやって戦ったらいいのか!」
「言われたことはなんだってやります!教えて下さいカントク!」
「カントクゥゥウウ!」


キミら……(笑)
現代っ子たちの恐るべき手のひら返し!
しかし水戸は怒るでもなく、愛すべき教え子達を温かい言葉で送り出すのでした。感動的だ。


なんというか、三年生たちのあまりの態度の豹変ぶりに思わず笑ってしまったのですが(特に長瀬)、勝利への執念がプライドを打ち消した名シーンだと思うので、じわじわ来ました。同時に、大人びて見えても長瀬たちもまだ18歳なんだなあと思えて微笑ましくもあり、見栄を張らずに縋れるものには真正面から縋ろうとする長瀬の潔さにも、改めて惚れ直しました。
元々木下は別に水戸にブーイングしてたわけじゃないのでいいとして(笑)、同じこと言ってても、長瀬と麻上の個性が出てるのもツボ!
あとここは、長瀬が言い出さなきゃ、麻上と木下は後に続かなかったと思うので、そういう意味でも、長瀬のリーダー性が輝いていて、個人的に、とても心に残るシーンとなりました。


■今月の挑戦者feat.二年生コンビ
ついに、監督を筆頭とした負けること前提トークがチームを席巻し始め、「先輩達を支えたのは監督だよー、オレじゃないよー。長瀬さんもうオレを見ないよー、監督と目と目で通じ合うしてるよー」と項垂れるエース結城
ようやく不良債権の四文字が頭をよぎるようになった様子ですが、そんな彼を励ましてくれる人がいました。
その名は、氷川陽司。
IH編から投入され、鮮烈デビューを飾った割には、ここまで影の薄すぎたルーキーの彼が、希を叱咤激励してみせるのでした。

「おまえまで落ち込んでどーすんだよ、結城。どこまでも心が折れないのがおまえの唯一の取り柄だろ
おまえの唯一の取り柄……
唯一取り柄……
唯一の……

「オレはまだあきらめちゃいねーぞ。あの本田の3Pを止めてみせる
あの本田の3Pを止めてみせる……
あの本田の3Pを……
あの本田の……

氷川はやはりすごい逸材だった!
この土壇場に来て、このビックマウスぶり!そもそも単独での裕太の3P封じは一度も成功しておらず、今月も裕太の光速3Pを食らって、見事なアヘ顔をさらしていたのに!そもそも、エース希に対し、「おまえの取り柄それだけ」と断言しているところがすごい!なんだこのこたえてなさ!
明和の”心が折れない子”代表は、間違いなく氷川。


■他、今月のピンポイント感想
・ミステリアス昭彦の魅力が満載。
・鎌倉は間違いなくDEAR界No1の大人。
・長瀬と麻上に縋る木下かわいい。
武蔵→麻上のセクハラ発言は留まる所を知らず。
「このままゴリゴリ行っちまうぜェ!?」
・武蔵、なんでそんな無駄にエロイ言葉ばかり浴びせるんだ、麻上に…
・明和陣を引っ掛ける沢彩コンビのフェイクプレイかっこいい。
・沢彩がハイタッチ決めてるコマの長瀬の哀愁といったらもう
・相変わらず瑞穂アップシーンは和みタイム。榎本にバカウケ。かわいいなあ!
・ベンチで唇を噛み締める麻上のあの色気は一体何事?
・どう考えても裕太は最強じゃないか?
・ラスト、希視点で先輩達を見つめるコマに涙出た。
・でもここでも、麻上だけがむやみやたらと色っぽいじれったい。
・……一体麻上を我々にどうしてほしいというのか原作よ。



ラスト1P、希が「行くぞ天童寺、明和大日立は絶対あきらめない!」打ち切り最終回の定石を見事に具現化した今月号。
敗戦チームの精神的フォローも今月号で消化されているので、正直、来月はもう成田戦にスライドしてそうな気配が濃厚ですが、ワンシーンでいいので、希(二年生)から長瀬(三年生)、もしくはその逆のやりとりが見たいです(>_<) なんかそれがないと、前に進んでいけない気がする、自分が(>_<)



■この試合まとめ
いや〜、楽しませてもらいました!
トーナメントが出た時はやっぱり、なんで明和だけが瑞穂と当たれないの?明和なんか捨て駒なの?と悲しさと悔しさでいっぱいになりましたが、今となっては、相手が天童寺で良かったと思います。
もちろん、希がOFで活躍できなかったこと(スコアラーの希が見れなかったこと)は正直心残りだし、全力出しても天童寺にかなわない明和のみんなを見ているつらさはあるのですが、それがストレスに繋がらなかったのはやっぱり、天童寺が圧倒的にかっこよかったからという所によるものが大きいです。
もう爽快なほど、プレイのひとつひとつがズバンとかっこよかった!
また、天童寺は、その鉄壁の強さの裏に挫折が見え隠れしているチームでもあり、そこを越えたからこその強さである当たりが、やはり気持ちよく納得できるところでした。

この試合は、明和は勿論、天童寺にとっても大きな分岐点にもなったと個人的には感じていて、現時点での天童寺はすでに「完成形」の印象がありましたが、天童寺の中でも特に、その挫折を前面に押し出して描かれてきた鎌倉と彩をきっかけに、この試合を通して、それぞれが生き生きとした表情を見せるようになり、100%の「完成形」だと思われていた器を、120%、130%に塗り替えてみせたんじゃないかな〜なんて思ったりします。

単なる消化試合ではなく、瑞穂のラスボスである天童寺にこうした変化をもたらすだけの重要な役割と実力を持ったチームとして明和を描いてもらったことは、望外の喜びです。
誰の目から見ても明和はかませ犬なんかじゃなかったし、最終的に天才哀川の悲願達成を阻む役割の彩に、希が力を与えたんだと思うと感無量です。たとえば瑞穂と当たっても、希は哀川の糧にはなれなかったと思うので、このカードで良かったと心底から思っています。


てか、来月まで続いてとか言いながら、締めモードかよと突っ込まれそうなのですが、私の中で明和大日立は永遠です!


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じゅんや