*DIARY*

2007年12月18日(火) INDEX02

買ってきましたINDEX02。例によって田舎暮らしの人間が無事ゲットできるまでは涙ぐましい過程があ(略


表紙かっこいいですね!DEARといえば青系のイメージだったので、今回の配色は新鮮でかつ素敵でした。折込のシールは可愛すぎて使えないよ…!


■目玉企画?対談
森川さんの描いた哀川の漢っぷりに爆笑。Y神さんの方はかなり忠実な一歩になってるのに対し、あきらかに似せる気ゼロだよあれ!(笑) 2007年に甦ったなんと哀川を見た。
DEARのガイドブックにも関わらず、Y神さんから「最終回をどうするか決めかねている」というファンとしては気になる発言が出たにも関わらず、森川さんサクッと流す!あはははは!
布施と宮田のツーショットとか見たかったなー!

■人物相関図
ちょっ、希と哀川の間を結ぶ「ライバル」の矢印が相互になってるvvv ないないないvvv それはないvvv 布施と哀川の間は、布施の一方通行なのにvvv

■キャラクター紹介
それぞれ固有のドラマがピックアップされてますね。藤原のピックアップはもう当然のように下條さん。「絶対下條薫を超えるんだ」は自分の中で相当な名言なのですが、今見てもシビれます。完全に過去を払拭した状態の今の藤原の口から出た発言なのが、またグッとくるんですよ…!哀川が無言でリアクション返すのがまた最高。このシーン大好きです。
トーアユはアレですね、こうして改めて見ると、すごすぎるよトーアユっぷりが!布施のピックアップは全部トーアユシーンで締められているのがまたスゴイ。アレッ、湘南のメンバー紹介からついにカズオが消えて……!?

今旬な明和ですが、希の紹介ステキすぎ!「明和大のアイドルプレイヤー」 突然のことに吹いた。梅こぶ茶吹いた。完全アイドル認定か!(笑)
これは「明和チームのアイドル」なのか「明和に所属しているアイドル」なのかで意味合いが違ってきますが、どっちー!でも割とアイドルっていうのはぴったりな表現だと思います。まだまだ甘っちょろいっていうニュアンスも含めて。でもそこが希のいいところだから!
「チームに大切に育てられている」とか、もう明和チーム全体が希の保護者扱い(笑)。でも←この一文に激しくモエた=333
氷川の「結城のレギュラーの座を脅かす」 エ?そんな状況だったっけ?(笑)


■原作者先生による試合回顧録
このINDEX02の中で、このコーナーが1番面白かったですー!
なんといっても、インタビュアーのアリエナイ毒舌っぷりが輝いています。
「湘南戦は長かった割りに、頭と終わりで軸がブレたのでは?」とか、もうあまりのツッコミっぷりにどうしようかと。しばらく笑っちゃいました。すごいこと言うなあ(笑)
ちょっと順々にー!

1.vs九工大福岡
Y神さんは密度が低いと言われてますが、個人的にはとてもメリハリが利いていて大好きな試合です。九工大戦は、三浦の3Pが自分的に最高に気持ちいいフィーリングで決まったこともあって、今でも何度も読み返してます(>_<) 宝物です。九工大サイドの、ラストの爽太郎と二階堂のやり取りとかも、やりきれなさがある中に潔さもあって、ほんと好きですこの試合。

2.vs嘉手納西
確かに哀川と哲太の1対1のスーパープレイは漫画的に熱かった!面白かった!試合敗退後も明るく爽やかなところもスカっとしました〜!
でもやっぱり、原作者先生的にもこの試合の主役は三浦だったんですね(笑)。もーこの連載中は、本当に毎号ドキドキハラハラして胃を痛めていたことを思い出します(>_<)。三浦が氷室さんに最後通牒叩きつけられた時は、月マガ投げたもんなあ…(笑)。100%万全の状態で戦い抜くことができなくなってしまったのは今でも残念ですが、これまでとはまた違った三浦の意地と執着が見れて、感慨深いです。

3.vs湘南大相模
で、インタビュアーの問題発言が飛び出した湘南戦ですが。
Y神さんにとってトーヤというキャラはブラックボックスだったことが判明(笑)。湘南二年生たちへの「自分の仕事はきっちりするけれど、前には進んでいかない」という言葉は何気にシビアかもしれないけど、なるほどな〜と思ったりもしました。
トーヤの退場は、まんまと踊らされた!(笑) もうほんと「えっ…」って感じでしたよ!このふたりの(作中での)ラストバトルがこんなに呆気ない幕切れなの!?そんなのアリなの!?みたいな。原作者先生の術中にハマりまくってしまった!
トーアユの公園デートに始まって公園デートで終わってるので、そんなブレた感じはしない気も。主人公チームの主要人物であるトーヤがバスケ続投を決意したことは、私的に大きい収穫だったので。あれ?湘南視点で見たとき、軸がブレてるって話なのかな?難しいことは私分からない!

4.vs秋田城北
またまたインタビュアーの暴言出ました!ヒー!もう腹イテー!
ちょっばかvvv あの場面で感動して泣いたピュアな読者にあやまれ!vvv

あそこでマッチアップゾーンを辞めてしまうと、まあ自分達の三年間が否定されちゃうわけなので、正宗たちがああ言う気持ちも分かるだけに…。それは確かに、レギュラーを勝ち取れた一部の選手しか共有できないものなのかもしれないけれど、勝ち続けられる人生なんて有り得ないわけで、あきらめてしまったことやかなわなかったことに折り合いをつけていくのは人生のテーマでもあると思うので、ベンチウォーマーにすらなれないであろう、すでに目標と努力を放棄しつつある子たちも、この三年間から得るものはあると思ったりもしたり。まさにテーマ「青い春」って感じだなー。瑞穂・本牧・カニのように全体で盛り上がれるチームも素敵ですが、一軍とベンチの間にどうしようもない温度差があるチームも結構好きだなあ。
ていうか泥沼に引き戻してんのは、則宗じゃなくて、やっぱり正宗なわけで。彼は最後までいじられまくりじゃないですか(笑)。


■ネーム大公開
ネーム掲載って、どんだけコアなファン向け企画ですかと思っていたら、何気に面白かった!細かい字まで熟読してしまいました。

・麻上の下睫と武蔵のヒゲという二大記号に大爆笑。
・麻上と武蔵が並んでリバに跳んでるシーンとかもう笑いまくる。ヒゲと下睫ハライター!
・長瀬さんヤンキーばりの目つき!
・水前寺はロン毛呼びなんですね。そして榊原は月バス…笑。
・哀川兄が梁川にしか見えないvvv
・沢ちゃんにボールカットされるコマの希がヒドすぎて笑死寸前。



長くなってきたので、最後にトビラ絵集(これ嬉しい!)の自分的ステキアオリTOP3で終わります!

■トビラ絵集・アオリ文の歴史

<第3位>
「鮮烈な躍動と堅実な行動の現実の交錯」/Act-2・第7話「HIS STOICISM」
なんか分かるような分からないような…ニホンゴ ムズカシイ!

<第2位>
「重ねた時間が、言葉を奪う――」/Act-1・第69話「再会」
一見普通ですが、この回はノボリの上京物語。あの伝説化した内容を思うと、このアオリに込められた「三角関係」「昔の男」「修羅場」というキーワードが実にヘビーです。

<第1位>
「笑顔と汗が好き。ただ それだけ…」/Act-1・第19話「Turning point」
とにかくぶっちぎりのナンバーワン。
唐突な「汗が好き」というフェチズム全開な告白も高ポイントですが、続く「ただそれだけ…」という呟きには、だからどーしろっちゅーねんと困り果てるしかありません。何もかもが強引で絶妙。リズムの良さだけではなく、この圧倒的な意味不明さは、王者の貫禄すら漂わせています。このアオリは天才の仕事だぞ!


Y神さんは今どうもお疲れみたいで心配ですね。ディアが読めないと寂しいけど、これまでずっとプロ根性でやっつけ仕事することなく、毎月立派に連載し続けてきたことは誰もが認める事実なので、一ヶ月くらい休載して毎日ピンサロで抜きまくりライフ送っても誰も責めないと思うんだ…!


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じゅんや