Akira Jimbo's Diary
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2008年11月04日(火) 続々々々々々ロスレコーディング

ミックスダウン最終日、順調に作業は進んでいます。昨日買ったHaruki Murakami"What I Talk About When I Talk About Running"の序文を読んで感じたのが、原文の持つ内省的なトーンが、翻訳によってかなり失われているのではないかという事です。もちろん翻訳者が悪いわけではありません。違うことばに変換されるという事はそういう事なのだなと思ったわけです。ということは、母国語で大好きな作家がいるのはとても幸せな事なのだと改めて感じました。東京奇譚集に入っている"日々移動する腎臓の形をした石"の中の「医師を惑わす石の意志」という下りなんて、どう考えても翻訳不能ですから。昨夜はテレビでターミネーター2をやっていました。これもマケインキャンペーンの一環なのでしょうか。ついつい穿った見方をしてしまいます。大統領選はいよいよ明日です。


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