I wanna Keep A-Rockin'
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2001年07月05日(木) 何もしなかった日。(安泰ガバメンツ篇(中))

●昨日のつづき。
1994 年の暮れ、俺はメンバーに提案をした。

「ワンマン(ライヴ)をやろう!」

結成して5年。知名度はある。動員もまずまず。
機は熟した。ここらで一発でかい事をやって、バンドに喝を入れたかった。
でかい事が好きな SHOW は即 OK。Chris はマイ・ペースだけど納得。ひねくれ者の KAMIJI もなんとか説得した。

やるとなったら一致団結するのが、安泰ガバメンツのいいところ。
ハコは当時一番世話になっていた、下北沢の Club Que で、日にちは '95.3.5 に決定。

100 人位は集められないと格好つかないね、という感じで、Live も月1本に絞って、ワンマンに集中させるようにした。
宣伝に関しては、言わずもがな。草の根作戦、大得意のバンドですから。
メディアにもちゃんとアピールした。「ぴあ」や「Tokyo Walker」に取り上げてもらってね。

で、どうせワンマンやるんだったら、今までこつこつ録り溜めていた音源で CD を作っちゃおうという事になった。
それがこれ(↓)
http://plaza9.mbn.or.jp/~kohari/antai_governments.html
Special Thanks to Mrs. KOHA.

だから、普通は「CD 発売記念 Live」なんだけど、俺達の場合は「ワンマン記念 CD」。(笑)
1,000 枚プレスして、最終的には 900 枚は売れたんじゃないかな? しかもほとんど Live 会場での手売り。(爆)
ディスク・ユニオンや、タワー等のインディーズ・コーナーにも、一応卸してもらったんだけどね。

まだ俺んちに在庫がありますので、もしこれを読んで聴きたくなった人はメールください。1枚 \2,000(消費税・送料込み)です。
時代に流されず、好きな事をやっていたバンドだったんで、今聴いても、聴き応えありますよ。

さて、ワンマン Live 当日、蓋を開けてみたら、動員はなんと 250 人! 酸欠状態。CD もその日だけで 100 枚は売れた。
あれは何だったんだろう? て今だに思う。
草の根的な宣伝活動と、入魂の Live Performance の積み重ねの結果としか言いようがない。

ワンマンの成功のお陰で、Live の誘いがまたぐんと増えた。
Kenzi & The Trips、エレファント・カシマシ、ミッシェル・ガン・エレファント … それからスマイリー原島さんや、The Jumps の島さんの "Just A Beat Show" なんかにも随分お世話になった。

そんなこんなで、Live のギャラや、CD の売上げで、バンド活動の費用が賄えるようになり、バンド自体もワン・ランク・アップ出来た。

でも、俺達の目標は、あくまでもメジャー・デビューだった。

まだつづく。

●今日の鈴木君。
久しぶりに Guitar を弾いた。焦らず、自分のペースで。
BGM:Freddie King "The Texas Cannonball"〜Free "Songs Of Yesterday"

終わり。

BGM:甲斐バンド「シングルズ」


鈴木 泰裕=国分寺の大森信和 |MAILHomePage

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