四畳半から那由他まで

es(エス)【MAIL

遠くを見ること
2001年08月13日(月)

少しずつ、少しずつだけど、
やっぱり時間は流れてって、
季節もゆるやかに移ってって、
坂を転げ落ちるようにして暮らしてって、
隣にいた人はいつの間にか居なくなって、
僕はとても追いつけなくて、
記憶は薄れてって、
忘れて、
でもどこかにいて、
その場所でその人なりの物語を作ってて、
きっと生きてる、
そのうち僕も時間の隅に追いやられて、
ひっそりと死ぬんだろう、
悲しみも、
痛みも、
楽しさと、
嬉しさも、
ふと思い浮かべつつ、
僕は明日の飯を思い、
エッチなことを考えて、
自らを汚し、
髭を剃って、
夏の暑さに閉口する。

明日も晴れるかなあ。

…何を書いてんだ、おれは。



BACK   NEXT
目次ページ