黙示録

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やっとだ
2006年08月07日(月)

夏っぽい陽気に嬉しくなる
最近 色々あって疲れていたなどと
言い訳するのは情けなくて嫌だが
久しぶりに水辺に出向いてきた

とある中流河川のテトラ帯
釣竿を手にはしていたけれど
あまり釣りに没頭するって感じでもなく
ぽつりぽつりルアーを投げながら
足下を泳ぐ小魚の群れとか 大きな鯉の影とか
対岸でホバリングするカワセミの姿などを
涼しげに流れる川とともに眺めていた

まぁ涼しげなのは風景ばかりで
当の本人はといえば 日差しに肌を灼かれ
滝のような汗を流しながら 歩き 時に腰掛け
思い出したように竿を振っては また腰掛ける

減量中の身には過酷なれど
水辺に佇む時の雑味のない透明な感覚は
やはり不可欠なんだと感じた

というのも 最近 気持ちが濁っている
たぶん減量の影響が少なからずあるのだろう
もちろん身体は良い方向に向かっているけれど
犠牲になっているのは心 心の余裕
不機嫌ではないにしても攻撃性が表に出すぎる

食欲を満足させることで心に余裕を持たせていた
身体に負荷を掛けないことでゆとりがあった
餓えと疲れで 抑え込んでいた感情が表面化する
良しとしない感情の表面化で気持ちが濁る

この感情なんて結局は甘えなんだ
今の状態で御することこそに意義がある
それでこそ身体の無駄とともに
甘さも削れるということだ



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