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■ 中原地方トラベルガイド� 織�オスフレア
中原地方
イスタム神王国の系譜を引く「ルシュタリア都市同盟」（オリジンミーム）が北方にあり、暁帝国の衛星国家である「ティエン・ハン王国」（暁帝国ミーム。ただし、文字として漢字をあまり使わない）が南方に広がる地方である。二つの勢力は時に争い、時に和解し、この地の歴史を刻んでいる。
ルシュタリア都市同盟（オリジン／コラプサーミーム）
都市同盟といっても、実際には「いくつかの都市を含む衛星都市の連合体」である。大きく７つの勢力に分かれており、その考え方は必ずしも一枚岩ではない。古くから互いに牽制しあい、時としてそれが戦争となることもあるが、ティエン・ハンが睨みを利かせているためか、あまり長続きはしない。
一応神王への忠誠を誓い、形だけ北辺の「ル・ヴィラエ」に帰属しているが、租税の義務はなく軍事的にも独立しており、政治に介入することもない。
アル・カサス
主都はラシュメール。他にはオルドナス、ギドナイアなど５つの都市を統治する、ルシュタリアの一翼である。アル・カサス評議会が統治機構の最高機関である。現在の議長はレヴェリア・アルトナイア女伯。
全ての街はオルディア川の沿岸にあり、往来を船舶で行わなければならないせいか、都市間での大きな紛争が起きたことがない地域である。ただ、亜人にとっても住みやすい環境なのか、レッドキャップなどに頻繁に襲われることが悩みの種。
ティエン・ハンに対して強硬に出るか、それとも共存を図るかで態度が割れがちなルシュタリアだが、アル・カサス評議会はどちらかといえば共存派である。
ティエン・ハン王国（暁帝国／アムルタートミーム）
暁帝国開祖である九天玄女の従属神の一人がこの地に降り立ち、拓いたといわれる王国。国王は同時に暁帝国の総督を兼務する、実質暁帝国の属国の一つ。本国とは微妙に異なる文化が花開いている。
ルシュタリアと異なり、国内の政治的紛争はそのほとんどが宮廷内での陰謀劇で片がついてしまい、国内で大規模な内乱が起きたことはない。これは、ティエン・ハンが精神的に成熟しているというより、王家が地方の統治に熱心でないためで、幻獣が徘徊するような魔境も放置されていたりする。
レヴェリア・アルトナス女伯（ミーム：オリジン？）
アル・カサス評議会の議長を務める才媛。本来一年前に議長の座についたのは彼女の夫だったが、亜人の襲撃で帰らぬ人となったため後を継いだ。当初は急場しのぎの人選と思われていたが、夫を越える力量を発揮して評議会を取り回している。
立場は「穏健だが実務主義者」で、表裏を問わず精力的に活動している。
シェイナ（ミーム：オリジン／プリースト）
アーラムの村に隠棲していた「神殺しの英雄」の一人、ディウェスの孫娘。元々は活発で明るい性格だが、祖父の死が心に影を落としている。
ジョラ・ガング（ミーム：暁帝国／文官？）
ティエン・ハンからアル・カサスに派遣されていた大使。ルシュタリアの政治情勢が不安定になったため、本国に召還された…というのは表向きで、実際には彼の副心や部下が代わって活動している。
魔剣エスペランサー
アーラムの村に古くから伝えられていた銀色の短剣。導きの水晶と一対で村外れの洞窟に封印されていたが、水晶の封印が解かれたため解放された。またの名を“貫く者”という。
【ルール上は【肉体】＋１Ｄ６の短剣として扱う。ただし「エスペランサーにパスを持っている状態で」「フレアを使用した攻撃」に限り、エスペランサーは所有者の望む姿に変化して力を貸す。具体的には、１シナリオに１回だけ、あらゆる攻撃のクリティカル値を−２できる。エスペランサーを準備したり、武器を持ち変えたりする必要はない。他のクリティカル値を変更する特技の効果とも重複する】
導きの水晶
エスペランサーとともに封じられていた魔法の水晶。「運命を指し示し、導く」と言われており、質問を口にしたり、思い浮かべることで答えが水晶に浮かび上がるとされる。だが、それを読み解くにはそれなりの値からが必要だ、とも…。
【イベントアイテムであり、ルール上は一切、データや効果を持たない。ＧＭに質問が行えるわけでもない】
2007年01月22日(月)
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