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■ 人間ドックにて
とある人から聞いた話。(ってことで(^^;)
人間ドッグを受ける事になった。 どこか、体に気になることがあった訳ではなく、ただ単に健康管理の一環。 彼女は一般検診のほか、婦人科検診と乳がん検診を受けた。
婦人科検診は、まさに子宮関係の検診。 これは、まあどうって事無かった。
しかし…。
問題は乳ガン検診。
種類は触診とエックス線検査があった。 まあ、触診のほうはともかくとして…。
まず、薄暗い部屋に通された。 (ここは乳房検査専用の部屋らしい) 女性の検査技師が 「はい、上半身脱いでください。」 他に誰かがいるわけでもなく、そのための検査だから仕方ない。 言われるままに脱いだ。
「はいじゃあ、こちらへきて下さい。」 機械の前に立たされる。
「はい。ここにおっぱいを乗せてください。」
「へ?!!」
なるほど、機械には透明な台がついており、そこに胸をのせるらしい。
「ちょっと痛いですよ。」
(何が?) もう一枚の透明の板が降りて、彼女のそれをサンドイッチのようにはさんだ。
(ええ!!?) 再び透明な台は上がった。 検査技師は隣に寄ってきて、彼女のそれをもう一度きちんと台に乗せなおした。
しかし…。
彼女のそれは、決して大きなものではない。 かつて、それを台の上にのせたことなんかもない。
検査技師は、ぐいっとひっぱり、ぐぐっとのばす。 (そんな、いくらなんでもそりゃ無理でしょ。) と彼女は思った。 よくよく見ると、透明な台にはラインがついている。 3段階に描かれたその線は、多分女性の胸(伸ばした)を置き決める位置らしい。 (どう考えたって、そんな位置に行くわけないよお。)
彼女は検査技師に行った。 「すいません。小さい胸なんで…(^^;)。」 すると検査技師は、 「そんなことはどうでもいい事なんです!。」 と、きっぱり言った。
確かにそうだ。 この場に至って、胸が小さいなど大きいなど関係がない。
彼女は苦笑いを浮かべた。
上の透明の板が降りてきた。
「ちょっと痛いけど我慢してください。」 検査技師の声。
透明の上板は、すごい圧力で彼女のそれをはさんだ。
あまりの痛さに、顔をしかめてしまう彼女。
実はこのとき、体の肉…、つまり、乳房以外の肉もはさまれかけていた。 (そりゃそうだ。彼女の胸は貧弱。あのラインまでのせようと思えば多少の体の肉もはさまれてしまう。)
とりあえず、撮影終了。
その後、縦にもはさまれた。 そう、上下挟み込みから今度は左右挟み込み。
検査は無事終了。
この胸が、伸びてしまったらどうしようかと思う検査だった。 縦横にぺっちゃんこになったままになったらどうしよう、かとおもった。
大切な検査なのに、自分は不謹慎だとも思った。
おかげさまで貧乳の彼女は、その後伸びてしまうことなく、普段どおり生活しているらしい。。。
2004年02月17日(火)
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