守レナイ約束...サキ

 

 

家族 - 2006年07月05日(水)

色んなことがあって、
辞めようと思って。
切ろうと思った。
全部捨て去るなんて無理なの分かってて、
でも逃げたかった。



自分のことなんてもうどうだっていいから、
今の願いは唯一つ。

どうか、奪わないで欲しい。

過去を振り返ると何がいけなかったとか、
どうすればよかったとか、
思わずにはいられないけど。


たくさんの別れが今までにあって。
今でも、思い出すと痛みが走るものもある。
どうしても、まだ許せない人もいる。
再び会う可能性は限りなくゼロに近い人もいる。

だけど、生きていればいつかは許せるかもしれない。
向こうが私を忘れていても。


12年間、一緒に暮らしてきた家族なんだ。
それを言い訳にすると「たかが」っていう人もいるかもしれない。
でも、私には親や兄弟と同じように、
一緒に過ごした時間がたくさんある。



親は子供が病気になったとき、
「代わってあげられたらいいのに」と思う。
というのは耳にしたことがあったけど。
自分にそういう感情が生まれる日が来るとは思ってなかった。

私の臓器を、血管を
どうしてあげることができないのだろう。
苦しんでいるのに、何も出来ない。



家族間では、治療を続けるか・・・
決めかねていた。
数値的にはもう不可能と医師に言われた。
決定的な言葉も何度も聞いた。

せめて本人の意思を聞いてあげられればいいのに、
分かってあげられなくてごめん。



あの温かさを、
失う日が近いのだろうか。


未だ、実感は無い。
事実として、見えてこない。





もっとしてあげられることが、
あったんじゃないかと思い始めると、
胸が痛い。




今、必死で、
苦しみながらも
小さな命で、
耐えている。


私を置いて、逝かないでほしい。


だけど、・・・選べば楽にしてあげることができるのだろうか。


...



 

 

 

 

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