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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
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2005年07月27日(水) 2005年18きっぷ旅行記4日目

(終日レンタカー利用)
  宇和島──(R320・R197)──高知・梼原──(R440)──四国カルスト──(R33)──松山市街──(R317)
──今治市街──(R196・R11)──西条市街


 18きっぷ旅行記とは言えないこの4日目。これからの計画は、レンタカーを宇和島で借りて翌日新居浜にて返却をする予定。当初は海周り(佐田岬半島etc.)を計画していたんだけど、山側の行程を考えてみたらこれが結構楽しそうだったので、海側も捨てがたかったのだが、山寄りで行くことにした。まずはR320にて鬼北へ。走りやすい道が続き、途中にある道の駅でみかんジュースを購入する。

 ここからは山奥へ進んでゆく。四国カルストを目指すのだが、地図を見るとかなり道がクネクネしているのだ…大丈夫か?引き返すわけにもいかないので、このまま突き進む。あらかじめネットで仕入れていた情報では、R439は勇気がない限り車で行くなとあった。どんな情報だよそれは。ただR440の話はあまり知らなかったので、かなりおっかなびっくりの感じで進んでいった。確かに道は狭いが、離合が出来ないほどではない。途中、R440が通行止めとあり、県道へ迂回することになる場所が出てきたときはかなり焦った。

 2時間くらい走っただろうか、突如道が開けて峠に到着した。高さはおよそ1200mくらい?かなり高度を稼いできた。さらにここから国道を離れると展望台に行けるらしいので、行ってみる。・・・牛が放牧されているではないか。車を降り、すぐ横で草をほおばる牛。黒いのとブラウンのがいる…牛。間近に寄ってみると、本当に彼らの草の食べ方は「もしゃもしゃ」という擬音がよく似合う。

 近くのレストランで軽い昼食をとり出発。あとはひたすら下ってゆく。R440の道は狭いけど、『酷道』といわれるほどのものではなかったのでとりあえず一安心。松山市内へ向け、ひたすら山を下る。途中に、水が流れている所を見つけ一旦車を停める。福地蔵の湧水と書かれてあり、水の成分が書かれた掲示板を読む。一般に売られている水との成分比較表まであり、とても参考になった。そこで初めて気付いたのが、海外のミネラルウォーターには“硬水”が多いということ。以前買った水で「大してうまくもないな」と思ってた水が例外なく硬水だったのには驚いた。ここの湧水は典型的な“超軟水”のようで、一すくいして飲んでみるとこれがウマイ。頭からも水をじゃぶじゃぶかぶってしまった。そして持ったままになってた空のペットボトルに水をたっぷり詰め込んだ。キンキンに冷えているので、すぐにボトルの外側に水滴がついてしまう。ここは有名なんだろうか。(ちなみに後日ネット検索してもあまり出てきませんでした)

 その後久万などを通り過ぎるのだが、もらった地図が少し古く、地名が把握できない。古いだけでなく市町村合併が行われているせいで、何が何やらという感じだ。合併の利点欠点を地元の人は理解しているんだろうか?こんなところでも弊害が出てくるなんて想像すらしていなかった。合併前後がよくわからない町を抜けて松山市内へ突入する。

 松山市内はやはり車が多くなってくる。改めて道後温泉と石手寺の場所を確認し、実際駐車するところまでは行かないまでも、観光場所だけ立ち寄って中心部を離れる。本来なら車を停めて見て回るべきなんだろうけど、ちょっと時間的に厳しそうだし駐車料金をケチってしまってるのでここは早々と退散する。

 ここからは今治へ向かう。なぜ今治か?以前、仕事の関係で道後温泉へバス旅行する機会があったのだが、しまなみ街道を渡っていく場合に高速経由で行くのとR317経由で行くのと両方の方法があったのだが、結局その時は高速道路を利用したので、山越えのR317がちょっと気になっていたのだ。通ってみたところ、何てことはない普通の山間の道だ。ちなみに、こういう山道を通るときは基本的に窓を開け放すようにしている。実際そのほうが涼しいし、外の音を遮断してしまうのもあまりよくない。ということで運転中は緊張してるので、服の下はいつも汗だく。

 さ、いい時間になってきたのでそろそろ今日の宿へ向かおう。明日の朝に新居浜へレンタカーを返さないといけないので、この周辺で泊まる必要がある。事前に仕入れた情報でそれなりに候補は挙がっていたが決められない。四国カルストあたりでも人に聞いたりしてみたんだけど、泊まるところはあまりわからんという返事で言われてしまった。こうなると、もはや直感だ。古くからやっているということで湯之谷温泉(西条市)へ寄ることに決定。

 で、西条市へ向かうことにしたのだが、途中の道の駅へ寄ったり、あまり見たことのない店に立ち寄って時間をつぶしているうちに日が暮れてしまった。とりあえず国道11号線まで出てこれたが、夕食をとるようなところがあまりない。探しているうちにコンビニしか見つからないので仕方なくそこでおにぎりなどを購入。温泉に着いたのは夜9時を過ぎてしまっていた。

 今日の宿泊地、湯之谷温泉。ここは基本として銭湯である。受付(というか番台)へ行くと、おじいちゃんが座っている。夕刻に「今日宿泊する」という旨を電話してはいたのだが、その電話を受けた人が今いないらしく、そのおじいちゃんはどうしていいかわからない様子だった。よくよく聞くと、風呂の営業時間は夜10時までらしく、とりあえず風呂には入りなさいという返事をいただいた。部屋は空いているのでそこに荷物を預け、風呂へ。ものすごい硫黄の匂いで湯船の温度が熱すぎる。地元の人たちが集まっていて、高校野球のことが話題になっていた。今年は済美が出るとかなんとか、そんな話をしていた。なんか、小銭を掛けたとかそんな話をしていたような気もするが…聞かなかったことにしておこう。

 風呂から上がり、受付に戻ると電話を受けた人が戻ってきていて、部屋の準備をしてくれていた。「布団は自分で敷いてねー」だって。やっぱり運転は疲れたので即就寝。


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