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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
その一覧はトップページにあり。

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2005年07月26日(火) 2005年18きっぷ旅行記3日目

    吉尾08:14───08:50八代09:06───09:41熊本10:04───10:37肥後大津10:51─
─11:44宮地13:05───13:56豊後竹田13:58───14:16豊後清川15:35───16:25大分16:51─
─17:45臼杵─(タクシー)─臼杵港18:30─(フェリー)─20:50八幡浜港─(タクシー)─八幡浜21:39─
─22:35宇和島

 朝6:30に自然起床、今日もいい天気そうだ。湯があふれ出る温泉へ朝風呂だー!ヤッホーイ、ザブーン。また3回ほどやってしまった。風呂から川が見えるのだが、その川に動きがない。あとで聞いてみたら、下流のダムがせき止めているらしく、流れが止まってしまっている。でもそれでも水はきれいな感じだ。球磨川の上流はやはりすがすがしい。用意してもらった朝食をいただきつつ、今日の台風情報を確認する。どうやら関東地方へ行ってしまうようなので、フェリーの心配は大丈夫だろう。雨男の汚名返上だ。

 球磨川を一気に下り、八代駅に到着。駅周辺はこぢんまりとしている。九州新幹線の影響で、メインが新八代に移動しつつあるのだろうか?よくわからんが。八代〜熊本間は住宅が多いこともあってか、利用者は割と多い気がする。しかしワンマン。車内で高校の同級生と思われる子同士が偶然車内で会う、という光景を二度ほど目にした。こういう感覚っていいなと思う。移動手段の途中で会う、っていうのは10分に1本列車が走るような都市部では普通ありえないからなあ。

 熊本から豊肥本線に乗り換える。ここから阿蘇山を経由し、大分へ抜ける。肥後大津までは通勤車の装いを見せ、肥後大津から阿蘇あたりまでは山ラインの景色を見せてくれる。しかしどうにかしてほしいのは、宮地〜豊後竹田の列車の少なさだ。宮地発の列車は7時台のものを逃すと、13時台まで何もない。13時発を逃すと、17時頃のものまで無い。特急は走っているので、場合によってはこの区間だけ使おうかとも考えたが、昨日の吉尾宿泊で問題は解決。普通列車のみで行けることになったので、宮地では待ち時間の1時間を歩いて過ごすことにした。

 宮地に関してはあまり情報を仕入れてなかったんだけど、着いてからパンフレットを見ると水がおいしい所だということが分かり、湧き水を探しに歩いた。500mほど歩くとスーパーがあり、その横に出っぱなしの水があった。「水神」と書かれてあるので、これは間違いないだろう。めっちゃめちゃ冷たい水だ!今日は日差しも強く、昨日と同じくタオルを濡らし首に当てる。…極限の気持ちよさだウハー。たまたま外に出てきた店員に聞いてみると、至るところに湧き水が出ているらしいので、いろいろ探ってみる。神社に着き、ここでも神の水なるものを見つけ、顔を洗い、足も濡らす。ああ…水最高。

 しばらく歩き回って、駅へ戻る。何やら高校生が大勢で駅へ向かってるな。宮地発・豊後竹田行きの列車は夏休みでも通学する生徒たちも含め、かなりの人が乗っている。山間を進み、駅間もそれぞれ10分くらいかかる。こういう所に住む子って大変だろうな。田舎は田舎の良さがあるんだろうけど、人が少ない分仲間意識・人間関係なんかが大変なんだろうな。

 豊後竹田から大分へ向かうが、このまま行くと臼杵のフェリー乗り場か八幡浜駅周辺で時間を持て余してしまう。なので、もう一度途中下車を試みる。緒方駅あたりにしようと思ったが、有人駅なので急きょ次の豊後清川へ変更した。駅へ降りると、小さな案内所兼売店があり、この辺りを歩いて行ける場所を聞くと「特にない」とつれない返事。とりあえず近所の道の駅へ足を運び、少し遅めの昼食をとる。トイレに行くと、どこにでも見られる落書きがここでも見られた。「090-8xxx-XXXX」←●●中の▽△はすぐヤれるぞ! とか、 ○○高の女子は性病持ち多いぞ とか、「お前ら落書きするな!←お前がするな←お前もな←うるさい←きりがない」とか。どこの中高生もアホばっかりでなんかちょっと一安心(不安になるほうが大きいかもしれんが)。

 少々時間を持て余したが、さっきの案内所へ戻りアイスコーヒーをもらいながらこのあたりの話を係の人にいろいろ聞く。やはり話題は“市町村合併”。ここ旧清川村も例外ではなく、「豊後大野市」となって今年3月合併されたらしい(余談だが“大野市”は福井県にある)。何かと大変なことが多いそうですわ。道の駅が出来て案内所の商売あがったりだそうな。俺は『道の駅』という発想はかなり良いと思っているんだが、そのとばっちりを受ける所も多いので、一筋縄ではいかないんだと改めてわかる。

 そして大分へ移動。とりあえず九州の県庁所在地の駅を3つ見てきたけど、駅前の規模の大きさは鹿児島中央>大分>熊本といった感じだな。これからフェリーに乗るので、大分から臼杵へ移動する。近いと思ってたけど、結構1時間程度かかるんだな。臼杵に着くと、ここからフェリー乗り場まで移動しないといけない。移動手段は徒歩かタクシー。案内によるとここから1.3kmほど離れているらしい。気温は33度、天気は晴れ。…うーむ、20分ほど歩くか?大きい荷物持って?しかし駅前にタクシーも止まっていないので歩くしかねーか?…歩く。暑い!!暑い!!そこへタクシーが通る。空車。「おーい!!」誘惑に負けました…。だってマジ暑いんだもん。18:05頃港に着き、手続きを済ませる。18:30にフェリーは出発し、同時に仮眠に入る。明日は一日中自動車に乗る予定だから、休めるときに休んでおかないと。

 20:50八幡浜到着。外はもう真っ暗になっており、ここはさすがにタクシーを利用する。歩くと確実に40分はかかってしまい、普通列車に間に合わない。21:39発の普通が最終電車になっており、特急列車はまだ走っているが、今回は18きっぷの旅なので除外。タクシーで駅前に到着すると、ほとんど誰もいない。周りの店は居酒屋以外全て閉まっているし、何よりネオンが少なくてすごく暗い。本来そういうものなのかもしれないけど、駅前の雰囲気としては寂しい。宇和島行きの最終列車を待つが、虫の多さに参ってしまう。

 宇和島行きに乗るのは部活帰りの高校生と、酒に酔ったおじさんくらいだ。車両は特急列車を改造したような感じで、すごくくつろげるが、あまりに人がいなくてエンジン音だけが空しく響き渡る。部活帰りの高校生もほとんどしゃべらず、寝ているか携帯電話をいじっているだけだ。宇和島へは22:35到着。駅近くのホテルを取り、明日の準備を調え、すぐさま睡眠という形になった。


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