French Wolf の日記
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2002年03月31日(日) 面白い翻訳依頼。画像・動画集。


日曜日。

朝は日曜日だというのに健康的に、8 時前後に起床。いつもどおりの朝食をともくろんでいたのだが、母親の一存で今朝は大好物である「とろろ」が割愛された。というのも、まんざら納得できないわけではない。

昨日仕入れた山芋は、400 グラム程度で 250 円もする高級品である。いや、ふだん食べているものが質の悪いものかと問われれば (ソモサン--説破!)、一概にそんなことはない。たまたま、ご近所のスーパーで唯一山芋をキロ単位で安く売っている店があるにすぎない。他のスーパーでは、丁寧にトレーに洗った山芋がのせられて、ラップがかけられて、ご立派な値段がついているが、この「山芋大胆攻撃破格値」スーパーでは泥が付いた状態の山芋、おそらく 3 キロくらいはあると思われる束が、880 円という「適正価格」で提供されているのである。今まで、安い山芋探しで苦労したことがなかったため、昨日の高級品とおぼしき山芋のラッピング・風貌・値段には、いささか度肝を抜かれたしだいである。

まぁ、山芋談義はこれくらいにして、午前中のこと。二度寝もせずに、仕事に取りかかった。昨日書き忘れたが、台湾からの仕事が舞い込んできていたのである。(アレ? 金曜日の日記に書いたっけか?) 英語版の更新を和文に反映させるという作業。ふつうなら、発注された指示内容だけこなして、納品すれば、それでお互いに満足だし、特に問題はないが、そこが FW の FW たる所以である。前の翻訳者のよい点、改善すべき点、検討の余地がある点を丁寧に分析し、サービスで提供してしまった。もちろん後悔はしていないし、時間の無駄遣いだとも思っていない。今後良好なビジネス関係を築く上で不可欠なステップだと思う。

これは無事納品。と思いきや、今度は中国メイン ランドから面白い仕事の打診がきた。翻訳しなくてよいが、ひらがなで訳してくれ、という内容である。「これって、翻訳より面倒じゃん」と思いつつ、しかも通常のレートをかなり下回る額だったが、面白そうだったので快諾した。内容は、スピーチ原稿。カナダから日本の高校に英語を教えに来ていた先生が、離任式で日本語のスピーチを披露するというものである。英文がもともとうまく書けていない。だが、こっちとしては、そこがプロの腕の見せ場と言わんばかりに、カナダ人が読みやすく、しかもあまりにも堅苦しい日本語は使わずに、自然ですんなりと、全校生徒が集まる離任式の場にふさわしい日本語を作り上げた。

ここで、本来の受注内容。すべてひらがなで…、が脳裏をよぎる。とりあえず、漢字を使っていつもどおり翻訳を終えたのはよかったが、ルビをふるか、または全部ひらがなに戻したものを納品する必要があった。

さすが、今の時代検索してみれば、いろいろなマクロが見つかるものである。ふりがなについては、自動でルビをつけてくれるマクロを発見した。試しにインストールしてみると、問題ない。まぁ、ところどころ読み方が違っていた箇所もあったが、その辺はご愛敬である。これは便利だから、今度翻訳を納品するときに、冗談の通じる相手に、「あ、間違えて全部ふりがなつけちゃいました、あ、ははは〜」みたいなことをやってみようかと思っている。相手選びは慎重にしなければならない。(今後の仕事に支障があっては困る。)
さて、今度は全文ひらがな。これはさすがにタイプした方が速いだろうということで、たいぷした。いやぁ、日本語入力しているとき、ふだんは無意識でスペース = 漢字変換しているのだが、これが思いがけない罠だった。読みやすいように、ところどころにスペースを入れたり、訳文と食い違いがあってはならない。変な神経をすり減らせてしまったようである。

明日から 4 月。もう 1 年も 4 分の 1 が終わってしまった。早い。



最近の画像シリーズ。ここをクリックすると画像ページにジャンプします。最近購入した、観葉植物シリーズ。ポトスの Giro と、サボテン セットの「鬼」。それから、近所での桜。かなりいい具合にとれているではないか。

ちなみに、こっちは動画パート I (およそ 8.02 MB)パート II (およそ 9.65 MB)。我が家周辺のドライブを疑似体験できる。ただし、AVI フォーマットなので、Quick Time などが必要。しかも、かなりデータは重いので、伝送スピードがあまり速くない環境でご覧の方は、会社や会社などで開いていただきたい (小さい音だが音声もついているので要注意!)。


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