French Wolf の日記
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2002年03月29日(金) 今月最後の平日。うひょ〜、嬉しい悲鳴。茨城弁。


金曜日。

今日は、今月最後の平日である。請求書をまとめ送信しなければならない。

朝一番でしたことといえば、母親の携帯と自分の携帯の「ゆうゆうコール」のそれぞれ新規申し込み、追加申し込みをしたことである。その後、母の携帯に必要最低限の電話番号をメモリに登録した。まだメイルの設定はしていない。そのうち自力でマニュアルを読んで、わからないところだけを聞くようになってくれればよいな、と思っている。

朝一番には、今年になってから親しくなった愛媛の翻訳者 P さんに依頼していた翻訳が仕上がってきた。彼女の翻訳はすばらしい。語彙が豊富というだけでなく、言い回しで英文のニュアンスを忠実に再現している。勉強させてもらった。

これを納品したのは、午後。当然請求書も一緒に送った。これで、この会社の取引 3 月分は締め処理になる。夕方になると、台湾の会社から編集の依頼。そして、夜日本の会社から新規翻訳の打診。もちろん快諾である。4 月分ですでにたんまりの分量があるのだが、この週末、いや今夜にでもできるだけ仕事をしておきたい。仕事があるうちが華なのである。

というわけで、合計 7000 ワード近い和訳を正味 8 時間で仕上げた。夜 11 時過ぎ頃無事終了である。ただし下訳というレヴェルであるから、納品前には自分でチェックし、場合によっては全体的な整合性を保つために、グローバルな編集作業が必要になるだろう。明日は予定が盛りだくさんである。



茨城弁講座。「かんます」または「かんまあす」。これは、どうやら「かき混ぜる」という意味らしい。日本語のネイティヴ スピーカーとして文脈さえ与えられれば、当然見当はつく。ただ中学校の単語テストの要領で、「かんます」=「●×△」のように出題されたら、難しいだろう。

さぁ、ここでネイティヴ茨城県民による例文の紹介である。正しい標準語に翻訳せよ。難易度は徐々に高くなる。
ちなみに、か行の半濁点「゜」は、茨城 (東北にも似たものがある。また県内でも、県南、県央、県北などで微妙な違いがある。海沿いの地方はさらに面白いことになるらしい) 特有の発音で、清音と濁音の中間というか、鼻に抜けるような、nazal である。まぁ、interdental fricative と考えてもらえればほぼ問題ないだろう。



    「おふろをかんましといてく゜れっげ?」
    「こーひーのさどおよぉぐかんまあさねぇど、と゜けねぇど」
    「しみじみかんまして゜ぇ、おっぺしてつけ゜っげ?」
    「ぎゅうどか゜んましと゜かねぇと゜ぉ、よぉいぢゃあんめぇよ」

解答はまた思い出したら紹介しよう。


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