Love Letters
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2005年08月26日(金) 贅沢な時間


 2日目は

 近くにある別のホテルへ移動。

 とりあえず、

 荷物だけ先にクロークに預けておきました。



 中華街にあるお粥の美味しいお店でブランチ。

 五目粥と海老巻き、鶏の唐揚げを注文しました。

 ここのお店は私達のお気に入り。

 いつも行列になっているのだけれど、

 待たされても美味しいから、

 横浜でデートする時は必ず行きたくなるお店です。



 ブランチを終えて、

 映画を観に行こうかということで…

 シネマコンプレックスは中華街から歩いて20分程のところ。

 既に気温は30度を越えて暑かったので、

 タクシーで映画館へ向かいました。

 上映時間まで間があったので、

 しばらくお店を見て回ったり、カフェでお茶したり…

 外はうだるような暑さでしたが、

 映画館のあるビルの中は涼しくて快適でした。

 ほとんど二ヶ月ぶりにあなたに会ったので、

 途切れることなく会話が続きます。

 目と目を合わせて会話をするのは、

 やはり電話やチャットとは違います。^^



 その日私達が観た映画は、

 『スターウォーズエピソード3』でした。




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 映画の後、

 四月に一度行ったことがあるカクテルバーへ。

 普段あまりお酒を飲まない私でも

 ここのカクテルなら何杯でも飲めちゃうという美味しさ。

 カウンターとテーブル1つしかない小さなお店は

 開店して30分もしないうちに満席になります。

 一人一人の好みや体調に合わせてアレンジしてくれるから、

 酔い潰れる心配もありません。

 例えば、同じ桃のカクテルを作ってもらっても、

 あなたのものと私のものでは度数も味も全く違います。(笑)

 お酒に強いあなたにしてみれば、

 私は『全く飲めない部類』に入るのだそうですから。^^;



 3時間ほどバーで飲んでから、

 9時頃にホテルに戻りました。

 その晩私達が泊まったのはタワーと呼ばれる建物で、

 私達のお部屋も高層階にありました。

 大きな窓からは

 美しく煌く港とベイブリッジが見えました。


 「こんな贅沢しちゃっていいのかな。」


 「たまにしか会えないんだから、

  このくらいいいんじゃない。(笑)」



 あなたはいつもさりげなく

 私をエスコートしてくれるけれど、

 私はあなたの優しさに慣れっこにならないようにしなきゃと

 心の中で呟きました。 



0574 W.S.R

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小夜子

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