Love Letters
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2005年07月21日(木) 夜の散歩


 あなたと夜の温泉街を散歩しました。

 昼間と比べて気温は下がっているものの

 湿った風は生暖かく、

 薄いブラウスに包まれた肌が

 汗ばんでくるのがわかりました。



 細い路地にある

 一軒のお土産屋さんに入りました。

 お漬物や梅干、籐で作られた民芸品などが並ぶお店です。




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 あなたがSexの時に使ってみたいと言っていたものでした。



 「これ、どうだろ。(笑)」


 「綺麗だね。^^」


 「小夜子、使ってみたい?^^」


 『使いたい?って…

  そんなこと答えられません。^^;』


 閉店間際のお土産屋さんで、

 お客さんは私達だけ。

 上品な和服の店員さんが

 小声で話していた私達の近くに来て、

 商品の説明を始めました。

 私は自分達の目的が恥ずかしくてドキドキしていたのに、

 あなたは隣で涼しい顔で笑っていました。



 結局、


 『こんなに美しい筆を

  よこしまな用途に使って良いものかどうか…(笑)』


 などと思っているうちに、

 お店を出て来てしまいました。(笑)




 「あの筆、綺麗だったね。」


 お店を出てから、あなたに言いました。


 「欲しいなら、そう言えばいいのに。(笑)」


 「言えません。

  私からお道具が欲しいなんて。(笑)」


 「あれなら、一人でも使えるでしょ。(笑)」


 「妖しい。(笑)」




 二人の間で

 何度も話題にのぼっている

 妖しい筆遊び。(笑)

 実現するのはいつになるでしょう。^^



0574 W.S.R

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小夜子

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