Love Letters
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あなたと夜の温泉街を散歩しました。
昼間と比べて気温は下がっているものの
湿った風は生暖かく、
薄いブラウスに包まれた肌が
汗ばんでくるのがわかりました。
細い路地にある
一軒のお土産屋さんに入りました。
お漬物や梅干、籐で作られた民芸品などが並ぶお店です。
あなたがSexの時に使ってみたいと言っていたものでした。
「これ、どうだろ。(笑)」
「綺麗だね。^^」
「小夜子、使ってみたい?^^」
『使いたい?って…
そんなこと答えられません。^^;』
閉店間際のお土産屋さんで、
お客さんは私達だけ。
上品な和服の店員さんが
小声で話していた私達の近くに来て、
商品の説明を始めました。
私は自分達の目的が恥ずかしくてドキドキしていたのに、
あなたは隣で涼しい顔で笑っていました。
結局、
『こんなに美しい筆を
よこしまな用途に使って良いものかどうか…(笑)』
などと思っているうちに、
お店を出て来てしまいました。(笑)
「あの筆、綺麗だったね。」
お店を出てから、あなたに言いました。
「欲しいなら、そう言えばいいのに。(笑)」
「言えません。
私からお道具が欲しいなんて。(笑)」
「あれなら、一人でも使えるでしょ。(笑)」
「妖しい。(笑)」
二人の間で
何度も話題にのぼっている
妖しい筆遊び。(笑)
実現するのはいつになるでしょう。^^
0574 W.S.R
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小夜子
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