Love Letters
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2004年10月02日(土) 香水


 あなたと最後に会った時、

 バーのカウンターで、

 あなたは

 『香水』という小説の話をしてくれました。



 嗅覚の鋭い主人公が

 匂いの魅力にとりつかれるあまり、

 人生を狂わすという話。




 あなたも匂いに敏感な人だけれど、

 香水の人工的な強い香りを

 極度に嫌う人でした。

 微かに香る

 シャンプーや石鹸の匂いは好き。^^




 「小夜子は、いい香りがするよ。^^」


 あなたに抱きすくめられて

 そう言われた時、




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 あの時、私は

 あなたに相応しい女だと

 認められたような

 嬉しい気持ちでした。




 しばらく会わないでいると、

 愛していた笑顔さえ

 忘れてしまいそうになるのに、

 何故か

 不意に思い出す

 あなたの匂い。

 それは

 あなたに愛された感触にも似ていて…

 甘い記憶を呼び起すのに十分な

 きっかけになるのです。



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小夜子

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