Love Letters
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誰もいないオフィス、
休日出勤のあなたから
電話がありました。
「俺の愛情表現が足りなかった?」
あなたがぽつりと言いました。
『いいえ、
きっと
あなたに愛されていると
感じることが出来なくなった
私の心が不感症なの。』
重苦しい空気の中で
私は言葉を探しました。
「初めの頃とは何かが違うような気がするの。」
「俺の感覚では、あまり変わっていない気がするけど。」
「人は無自覚に醒めるものだから。」
「つまり、小夜子が醒めたってこと?」
「わからない…お互いに。
今日、一人なの?」
「あぁ、そうだよ。」
「これから、会いに行ってもいい?」
「一人で来れるの?」
「一度連れて行ってもらったことがあるから。
あなたの車でだけど。」
「いいよ。^^」
「お弁当作って行くから。^^」
「そういえば、小夜子が作ったお弁当って
食べたことないなぁ。(笑)」
あなたにとって私が
熱く求める相手ではなく、
優しく寄り添いたい相手だということがわかったから。
「小夜子に会いたい」
「何故?」
返って来たあなたの言葉は
私が欲していたものとは
全く違うものでした。
小夜子
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