Love Letters
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三日目、
二人の小旅行の最後の日、
私は
少し悲しい気持ちで
贅沢なくらい広いベッドの上で目覚めました。
大きな窓からは、
恐らくこの時期にも
24時間働いている人がいるであろう
高層ビルの群と
白い水飛沫をキラキラさせながら
川を行く
水上バスが見えました。
あなたと過ごす夏休みも、もう終り。
ベッドサイドの時計はもう正午近くで、
私は感傷に浸る時間もないまま
シャワーを浴びて、
あなたと部屋を出ました。
昼食は、
まだ一度も行ったことがない
老舗のお饂飩のお店に
あなたが連れて行ってくれました。
出汁が美味しいので有名ということで
あなたは温かいお饂飩、
私は夏ならやっぱりこちらでしょうと
冷たいお饂飩を頂きました。(笑)
私達は食事の時、
行ってみたいお店は一致することが多いし、
あなたが連れて行ってくれるお店は
美味しいお店ばかりなのだけれど、
注文するメニューに関しては、
相手に合わせず
自分が食べたいものを食べる主義。(笑)
別々のものを注文して
シェアして頂くことも多いけれど。
あなたはきっと他の誰よりも、
私の嗜好をよく知っています。
だから、この日も
お饂飩屋さんの次は
カフェではなく、
甘味処へ連れて行ってくれました。
甘いものが苦手なあなたはアイスコーヒーを、
私は冷たいお抹茶と綺麗な生菓子を頂きました。^^
その後、私達は
美術展を見に行きました。
お盆休みのせいか、
あまり宣伝していない小さな催しのせいか、
ホールは人もまばら。
京都の詩仙堂へ行った時もそうですけど、
お願いですから、
そういう所で大の大人がふざけるのはやめて下さい。^^;
夏の暑さはいつまでも続くけれど、
大人の夏休みはあっという間。
眩しかった夏休みを終えて、
あなたも私も
其々の仕事に戻りました。
小夜子
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