Love Letters
DiaryINDEXpastwill


2004年06月09日(水) 封印した願い


 昨夜、

 会社帰りのあなたから電話がありました。

 子供達と見ていたTVの音がうるさかったので、

 携帯を持ってバルコニーに出ました。

 夜風が気持ち良くて、

 幾つかの小さな星が瞬いていたからでしょうか。

 静かに響くあなたの声を聞いていたら、

 無性に会いたくなりました。




 「昨日話していた旅館、

  予約しておくから。^^」


 「ありがと。

  何だかすごく楽しみ。^^」


 夜の闇を超えて

 電波が私達の想いを繋ぎます。




 いつもは穏やかな私の気持ちが

 こんなに熱くなるのは、

 夏の夜風に煽られたせい?

 この切なさはどうすることも出来ない。




↑エンピツ投票ボタン
 愛し始めた頃に

 一度だけ話したことがある二人の願い。

 あれから

 ずっとずっと

 心の奥に封印して来たのに… 




 親友みたいな恋の始まりだったから、

 こんなに好きになってしまうなんて

 思ってもいなかった。

 
 「自分が苦しくならないように

  気持ちを抑えるようにしている。」

 
 いつかあなたは言っていました。




 私達は

 これからもずっと

 静かに愛し合うことが出来るのでしょうか。

 あの日封印した

 二人の願いを

 言葉に出さずにすむように。



↑エンピツ投票ボタン
My追加


小夜子

My追加