Love Letters
DiaryINDEX|past|will
幾度も愛し合った翌朝、
あなたと小雨の中を歩いた
春風に綺麗に舞うような
薄い花びらのようなスカートを選んだのに、
雫混じりの少し冷たい風に
寂しげに揺れる
裾が捲れる度に
あなたは笑って
私をからかうけど、
その瞳は
私を力強く抱きながら
真っ直ぐ私を見つめた
あの時の熱い瞳と同じ
あなたの前だと
幾度あなたに抱かれたら、
私はあなたに見つめられることに
慣れるのかな
ひとつ傘の中
あなたと寄り添って歩いたの
昨夜ひとつに溶け合った肌の温度が
あなたのジャケットから伝わって来る
雨音に濡れる心に
そっと耳を澄ましてみた
泣きたいくらいに
あなたが好き
小夜子
|