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2002年04月07日(日)
■意外とのんびりの最終選考■

 本日、某予備校の最終選考会に出席。出席者のほとんどが関西の大学在籍者であった。


 「最終選考」という言葉に、一瞬「内定寸前」という文字が脳裏をかすめてしまうが、実際の所は、全然「内定間近」なんてことはない。というのも、最終選考の参加者が妙に多いからだ。今日だけでも、数十人が出席していたし、今後もこのペースで何回かの最終選考が行われることを考えると、実に多くの人間が参加するワケで、競争率は高いままであることに変わりはない。つまり、「ここまで来れば、へっへっへ…」なんてことは全くないワケです。


 今日の選考メニューは、1.模擬授業、2.ケーススタディ、3.役員面接、と盛り沢山。模擬授業は、自分の好きなようにやってよいということだったので、大して緊張することもなくこなすことが出来たんだが、この模擬授業の前に、「緊張をほぐす意味で、開始前に歌を披露してください」などと指示され、他の受験者と審査委員の前で「故郷」を歌う羽目に…。模擬授業をするよりも、人前で歌うことに大緊張でござました。


 2.のケーススタディってのは、「保護者から『なぜ入学試験を実施するのですか?自由に入れてあげればいいのに…』という問い合わせに対して、あなたはどう答えますか?」という問題に対して、己の意見を論述していく試験。問題は全部で3つあって、あとの2つは、「保護者から『なぜ成績順で、クラスや席順が決まってしまうのですか?』という問い合わせに、何と答えますか」ってのと、「あなたは社用車を事故で廃車にしてしまいました。これを上司にどう伝えますか?」っていう問題。どう書けば、予備校側に受け入れられるんでしょうかね。


 さて、最後は役員面接。面接する側は社長と側近2人、される側は学生5人。部屋は会議室で、Dailの部屋にあるような、革張りのExecutive専用のイスが並び、そこで社長がドカッと座ってた。他の受験者は、緊張のせいか、背もたれに触れることなく背中を伸ばしていたが、筆者は普通に背もたれにもたれて話を聞いていた。態度としては最低なんでしょうね。でも、あんなイスに座る機会ってそう無いもんだから、ついつい社長並みにドカッと座ってしまいました。


 聞かれた内容は、1つを除いて至って普通。志望動機と自己PR。側近Aが「簡潔に言ってください」って前もって言うてるのに、最初の青年は、えらく熱心に動機を語る。続く女性も、またまた熱心にアピール。みーんな必死なのは結構だが、一番最後の順番であった筆者は少々イライラ。自己PRの時なんか、その2番目に答えてた女性が「私は平和主義者です!」みたいな事を言い始めて、また熱く語るもんだから、「ちょっと待て、コラ」とツッコミたくて仕方なかった。


 さて、「1つを除いて」と書いたが、その1つは、社長の思いつき質問。「君たちは今、月末に近づき金がなくなってきた。しかしながら、ここで一発ウマイものを買って、その月最後の贅沢をすることにした。そして、そいつを食べようとしたところに、なんと友達が来てしまった! さあ、君ならどうする? 隠す? 分け合って食べる?」と尋ねられた。何を見抜きたいのか、真意がまるで分からないが、筆者は「金もなく食料もそれだけしかないのであれば、精神的に逝っちゃてると思うので、隠すことも分け合うこともなく、ガツガツと貪(むさぼり)り食うと思います。」と答えておいた。ある意味、「賭け」の回答ですな。で、あさっりと役員面接終了。


 帰り際に、『新教育産業』(1,300円也)っていう業界研究本をもらった。交通費の代わりにでもしてくれってコトなんだろうか。っていうか、この予備校が載ってるから、その宣伝の意味が強いんだろうな…なんてことを思いながら家路につく。







まあ、こんな機会を得られただけでも儲けもんでしょ。










注:スタバ名古屋JRセントラルタワーズ店に隙無し。


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