寒い。 冬到来だ。 最近、仕事が安定していて、気分がとても楽だ。 大変だった時期(高校野球のとき)は毎日、日にちまわっての帰宅の上に精神的にも重かったけど、今の時期はまるでそよ風。 こんな日々が続けばと思うけれど。年末にはまた地獄が待っているらしい。 でもそれは考えてもしょうがないものね。 金子光晴という詩人が相変わらず大好きだ。 図書館でまた借りて、こつこつ読んでいる。 好きになったからには行き着くとこまで好きでいたいと思う。 それにしても図書館というのはいいところだ。 私は図書館のおかげで最近たくさん好きな人ができた。 ワーグナーでしょ、マーラー。 それからシーレ、クリムト。ビアズリー。 ヴェルレーヌ。ランボー。 前はクラシックとか絵とか、海外の詩だとか、なんかとっつきにくいし、面倒、と思っていたけれど、聴いたり見たり、読んだりしていると、何て私の助けをしてくれるもにだろう、と思う。 こういうのを見ることができる時代に生まれてよかった、生きてて良かった、と胸を押されるような、じわじわしたうれしさがある。 けっして、それが直接、何かしてくれるわけじゃないし、米みたいに食えるわけでもないし、今の悩みの答えが書いてるわけでは、もちろんない。 でも、ああ、何て、こいつらは私の助けをしてくれる奴らなんだ。 私の好みは、癒しだの、美しさとは離れてるものが多いけど、過激でも、エロ過ぎでも、頭を突き飛ばすようなものでも、やっぱりやっぱりこれは、助けになる。 最近、自分で髪を切ったら可愛くなった。 あきらかに変で、結んでもほつれちゃうほど短くなっちゃったんだけど、これはこれで可愛い。 この前、献血をした。 あと、靴直した。
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