私は一生ふざけつくすだろう。 ふざけてもふざけてもまだ足りない。 まじめな場面で他のことを考え、他の人が一生懸命なときに私はいたずらするだろう。 金持ちになることはないだろう。 出世もしない。 よく考えると私にそんな欲はない。 ただ、わくわくすること、きゅーんとすることを求めたい。 人間の秘密を知りたい。世界の中の永遠の場所を見つけたい。 まわりと歩調を合わせたり、認められること、あるいは見返すことを考えていると、死ぬときに後悔するように思う。 私は役人も売春婦も一緒だと思うから、とくに上に行きたいとは思わない。 きっとほそぼそと世界のはしっこでひとりぼっちでものを書いているだろう。 ひとりぼっちということ。 自虐的にたまに思うことだけれど、よく考えるとかなり実際的なことだ。 本当にひとりぼっちでやっていかなければならないのだ。 この前作った人生の計画表に沿って、誰にわかられることもなく、ひとりでやっていく。 誰にも読めない流れるような字を書いて、郵便屋さんにも届けられない手紙を出そう。
|