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加賀まり子
2003年09月28日(日)

会社のパソコンのシステムが新しくなるので、その試しとやらで出勤しなければならなかった。でも2時で開放されたので渋谷に行った。

Bunkamuraでルトゥーテという人のバラの絵をみた。
ボタニカルアートなんだけど、このロマンティシズムが私は鼻に付く。
マリー・アントワネットの頃の人で、宮廷画家だった人だ。
でも何で花って人を惹きつけるのかな。不思議。
よく見るとエロな気もする。


それから中平康という監督の「月曜日のユカ」って映画を見た。
加賀まり子がぐっと可愛かった頃の映画だ。
ストーリーがくだらなくわけわかんない。これがおしゃれといわれればそうなんだろうけども。
加賀まり子と中尾彬のあまりの可愛さとあまりのかっこよさに笑っちゃう。


ところで、私は「自信を持っていいんだよ」だの「失敗してもいいんだよ」だのという言葉が大きらい。何できらいなのかわかんないけど、虫唾が走る。
最近そういう本も多い。正方形のハードカバーでちっちゃいような本。
恋がなんたらかんたら、とか。
「大きなお世話」って思っちゃうのかな。
ああいう科白ってみんなわかってることなのにいちいち本で読むのもよくわかんないし。
自分に都合のいいことばっか書いてあるような本を読んで、自信をつけるとか、そういうところに甘えを感じちゃうのかも。

あれ。なんだか私辛口になってきました。




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