子供の頃、幼稚園ぐらいの時だが、家族で登山をした時に、私だけサンダルで行った事があって、家族は知らなくて、向こうに付いてから、あらまあ、とか言ってたんだけど、結局サンダルで登って、楽しかった。 そういうのを思うと、サンダルでいいだろう、と思うのだ。 つまり、山っていうのはひとりで登るものではないから、みんなに「キューちゃんはサンダルで来ちゃって」なんて思われている方が楽なのだ。 普通に考えれば、スニーカーで来いよ、ってとこなんだけど、 私は違うと思う。 まわりの人に助けてもらって山を登ればいいのじゃ。 女の子はサンダルを履くべし。 ひとりで生きてる訳じゃないんだから、実用主義じゃ、辛いのですよ。 自分の居場所を作ったり、まわりに温かい目で見守ってもらったり、こだわりをも持ったり、そういう事も人生では重要だと思うし、 素直にそのための努力をするのがいい女への道のように思う。 私らしくいられる努力をしたいと思う。
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