Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2018年03月31日(土) 未来の話にはいい加減うんざりだ。



午後、文京区水道端図書館の帰り道にある感じのいいカフェに入る、ホットジンジャーと檸檬どら焼き、素材のモノがチガウ、うまくて感動していると、お店はランチとディナーはお寿司屋さんでランチはPC予約のみディナーは紹介者がいるひとのみというカルトな高級寿司店なのだった、

そういう世界を知ってしまうと後戻りができないのだ、こういうお店に出入りできる身分になりたい、



奈良東大寺二月堂 修二会 お水取り Todai-ji, Nara Japan


今日で3月はおしまい、毎年「お水取り」に出かけられる身分になりたい、



Spotify プレイリストは自動作成なのかな、
いいなと思っていきなり耳に鳴ってたのはJCOA Escalator Over The Hill だった、構造的には現代ジャズの祖型が聴こえる、次に鳴る Derek Bailey Rain Dance pt5、その次は Malaby, Maneri, Levin 2017

しかし、PCヘッドホンで聴く音楽は、音楽体験としてはほんとうに価値がないというか、オーディオを部屋の空間に鳴らさなければ、耳および全身の皮膚で体感しなければ、音楽体験とは言えないと思う、

オーディオを堪能できる身分になりたい、



拍子でレビューを読む、自分のテキスト、

#1441『Todd Neufeld / Mu’U』 
ワタシの偏りは、父母を亡くして解消できることと継承すべきことと、

WIRED誌vol.30、記事、
哲学者・國分功一郎
”アイデンティティとは、「傷」です。生まれてくること自体が「傷」を負うこと。傷の総体が性格を形づくっていくのです。”
医師・熊谷晋一郎
”アイデンティティとは、「物語」です。一度きりの出来事を「物語」として記憶に組み込んでいく。それが一冊の本にまとまったようなものがアイデンティティなのです。”

耳にもまた、このようなアイデンティティ構造を持つものかもしれない、と、いちおうは担保しておく、

が、

「ジャズ」というもの、そのものが、このようなものであるかもしれない、と、仮定してみよう、

チックコリアのカモメの余韻みたいなもの、これは単なる拡張、外装リフォームと見抜くこと、







未来の話にはいい加減うんざりだ。
だいたいのそれは株価予想みたいなもので
「勝ち馬」をみんなで言いあてるゲームでしかない。
ぼくらは別に投資家なわけじゃないし、投資先を探しているわけじゃない。
この先、ますます先行きの見えない時代のなかにあって
なにが、誰が、どういう思考や視点が、
あてにならない世界のなかで生きて行くためのよすがとなってくれるのか、
それを探している。
とどのつまり「希望」のありかを探している。
希望の種をもちより、それを共有し、育てる。
そうした場が、またひとつの希望となるかもしれない。
trialog代表 若林恵





Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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