Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2010年07月10日(土) サントリーホールと四谷いーぐるをはしご

劇的に症状は回復し、サントリーホールと四谷いーぐるをはしごできるようになった!
まだせきをしたり笑ったりは辛すぎますけど。

ファジル・サイ。
見るからに二日酔いの赤ら顔で、下っ腹がぽこんと出て運動不足も見える40さい、健康診断してるのかな、今にもなにか漫才のひとつでもしそうな黒マント、ピアノについてオケが走り始めても、オケに不満なのかどうなのか、観客席をぼーっと視線を向けてても心はどこにあるのでしょう。おのれを鼓舞するように、左手を頭上に舞わせて音楽に没頭するのも、ナメてるのか、心ここにあらずなのか、あごや鼻をなでまわして「あんた、まだ起きてないでしょ!」とS席のみんなに思われているわよ。あなたはクラシックのピアニストでしょ。もっと圧倒的に数百年前のコンポーザーと会話するように弾かなきゃだめなの。アンコールはさすが、というか、なるほどエイヴェックスにそんなに歩み寄ると、あれだわ、芸術コースから芸能コースに転籍なさったのかしら?

益子博之「新譜特集@四谷いーぐる」2010年ニューヨークダウンタウンシーン上半期
全19曲。3時間マラソン聴取。
のっけの4曲で、おいしいところの頂点を聴くことができて、いーぐるJBLで聴けて、まいりました。これぞ、現代ジャズ!いきなり上トロ4枚たべた感じ。聴いてるのがもったいなくて・・・。ジャズであってカッコよくて今までになくてテン年代のメインストリームなのだー。アヴァンギャルドはもういい。美しいサッカー選手たちのボールのキープするスピードとか。活き活きとした音楽。ジャズでしか果たせない快楽。

肋骨を2本折っているジャズ仙人、3本折っているヤングライオンさんも会場にはいらっしゃり、1本のおいらはとても・・・励まされたのでありました。音楽を聴いて誰かと話しあうことは楽しいことです。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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