Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2007年04月20日(金) デヴィッド・トーンのECM新譜『PREZENS』(ECM1877)



昨年9月から悩まされている指先の手湿疹がぶりかえしてきた。左手の親指と人差し指、右手の親指、が、使えなくなっている。
左親指は断続的に痛むものだから、痛みがスジをたどって肩の一部が打撲したようなこわばりと痙攣。
副腎皮質ホルモン剤を塗ってその場しのぎをしている。ああ、いたいいたい。

ダウンタウンミュージックギャラリーからの新譜CDメールをチェックしていたら
デヴィッド・トーンのECM新譜『PREZENS』(ECM1877)なんてのが出ている。
ティム・バーン、クレイグ・テイボーン、トム・レイニーとのカルテット編成。
驚きはインディーサイト「スクリューガン」を主宰しているティム・バーンが!参加しているということだが、そのスクリューガンのサイトにも新譜としてこのECM盤が載っている。
デヴィッド・トーンはギタリストというよりも、もはやプロデューサーという存在ではなかったか。
それにしても、さすがECM、ジャケにあてつけがましいくらいにつまらない写真をあてがってきている。
ミュージシャンは怒りを感じたりしないのだろうか?
そもそも、ティム・バーンは、ステファン・ウインターがJMTからWinter & Winterへ独立した際に、自らも独立してしまった(ウインターと袂を分かった)いきさつがある。発展的に袂を分かったような感じがする。
トーンのリーダー作なれど、この4人で演奏するなら、バーンが成否を左右するだろう。
そうか、ECM帝国のリリースに乗ってCD発NYライブを敢行したりして、世界的な知名度を狙うのだな、ティム・バーン。
それってひよったってことじゃない?なんて言わない、がんばって。
で、肝心の音のほうはやっぱりだいじょうぶなのか?、と、つい心配してしまう。スクリューガンの音(≒思想)はECMと折り合わないだろうに。
・・・おそらく、デヴィット・トーンのアルバムにならざるを得ない。うん。
>って、あそっか、そもそもデヴィット・トーンのリーダー作じゃん、これ。なにムダに書いてんだおれ。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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