日記...マママ

 

 

タイガーマスク - 2011年01月11日(火)

この手の話に斜に構えた反応しかできないあまのじゃくのわたしですが、なぜか今回はそういう気持ちにはならない。
なぜだろう。
強いて言うなら受け取る側に内心扱いに困ったり戸惑ってたりする人がいないか、というところだけが気になる。
プリンタ人数分とかね…。しかもMP490。
でもたぶん贈る側の人は目立ちたいわけじゃないんだと思う。
単純に、いいことをしたい、というだけなのだろう。
でもどうすればいいのか最善の方法がわからなくて、いまだ!ってムーブメントに乗っかってそそくさと行動に移してあとは知らん顔をしていたい、という感じなのだろう。
たとえば街であしなが募金とか見かけても
「ああ、ほんとは一万円ぐらいぱっと寄付して何もなかったように立ち去りたい、でも自己満足乙とか思われるかもしれないし、入れた瞬間にすごいお礼とか言われちゃうし恥ずかしい。でも寄付したい!どうしよう、1000円ぐらいで手を打つか、いやでもそれじゃ俺が満足できねえ!どうしよう!!」
みたいに悶々と悩んじゃって何度も何度も前をうろうろして結局寄付できなかったりするんだろう、とか、でも献血は比較的恥ずかしくないので普通にできるんだろうな、とか想像して勝手にほほえましい気持ちになったりする。
タイガーマスクのお面をかぶって寄付に出向いた人も、あれは目立ちたいわけでは決してないのだと思う。
ものっそい逃げてたしね、カメラから。
すげー不器用な人なんだろうな、というのはよくわかる。
本当に寄付を必要としている人たちに本当に必要なものが直接届くシステムというのがなかなかできにくいからこういう動きが出てくるんだよなあ、と考えたりもする。
だからってそういうシステムの構築になにかわたしができることがあるかというと、意外にないのだけど。



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