日記...マママ

 

 

スカートとワンピース、20th century boy - 2008年09月24日(水)

10時から外出。
鶴屋とパルコを巡る。ひたすら巡る。すべての階を巡る。
WING館も巡る。ついでにファインビルの1階も巡る。
ニューズも巡る。すべての階を巡る。
そして買ったワンピース、スカート。
満足。大満足。
もう万能。わたし万能選手。なんでもできる。世界征服。

それからタイツとかニットとかこまごましたものを買って、映画を観に行った。20世紀少年。
全体的に漫画の雰囲気がよく出ていた。今後のストーリーの重要局面で回想シーンとなる場面(ケンヂとカンナがふたりで珍宝楼のラーメンを食べているところなど)を選んで映像化している感じだった。
それにしても、見れば見るほどに唐沢寿明劇場だった。告知ポスターで見かけたときは「ケンヂに唐沢寿明じゃスマートすぎだろう」と思ったが、観終わってみれば、確かにケンヂの役は唐沢寿明だよなあ、と思うのだ。唐沢寿明は、本当に勉強熱心な俳優なんだろうと思う。ケンヂの特質を深いところまで理解し、自分のものにしてしまっている。
とりあえず、あの
「ぃいらっしゃいませぇ〜。キンッグマートへ、んようこそぉお〜。」
を聞いただけで映画館で観た価値はあると思った。
トヨエツのオッチョは原作の何倍もかっこよく(原作は眉毛もなく、おじいさんみたいな風貌なのであんまりかっこよくない。強いけど。)、黒木瞳のキリコがカンナを預けに来るシーンの切迫感、それに何と言っても佐々木蔵之介のフクベエだろう。本当によくキモを押さえてあるよ。原作でのあのうすーく弱々しい感じをこれほどリアルに表現しうる人間がいるということにびっくりした。リアルといえば子ども時代のヤン坊、マー坊も「ここまでそっくりな子をよく見つけたものだ」と正直驚いたのであった。ジジババがひっそりと研ナオコだったのにもうけた。とにかく配役の豪華さに加え、漫画の雰囲気を忠実になぞっているのがよかった。音楽も、本当にきちんと原作どおりにT-REXと「ボブ・レノン」を使っていたのには感動した。子役のカンナが超かわいい。ユキジもかわいい。ていうかかわいすぎだろう。そもそも注目すべき点の一つに、彼らは皆「取り立てて特殊な能力があるわけではない、普通の人」だという点がある。と言っても実際はかなり人間離れしたことをやったりしてるけど、まあ一応設定としては「普通の人」なのである。原作の漫画では、メンバーの中にヒーロー然とした美男もいなければ才色兼備のスマートな美女もいない(カンナのぞく)。ケンヂとユキジの唇は、「普通の人」の唇だ。それまで浦澤直樹の漫画で描かれてきた非凡な才能や気質を持つ選ばれし主人公の顔ではない、平凡な脇役の顔なのだ。

映画版がすごいなあと思うのは、大物俳優が揃い踏みの中、この「普通の人」を皆が自然に演じているところだ。漫画版に忠実に作ろうという意識がよほど高くないと、これはできなかっただろうと思う。

カンナ役の子は果たしてこの重鎮の中に混じってうまくカンナをやりこなせるのだろうか…。


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