舟をこぐ父の本意 - 2008年07月21日(月) 父がこれに参加した。 「冷やかしに行こう」と言う母とふたりで見に行った。 昼前に宇土マリーナに着き、軽く昼食でも、と思ってレストランの前をうろついていると「おーい!」と呼ぶ声がする。 振り向くと、ヤマトタケルノミコトのような衣装を着た父が立っていた。 20数名の男性が、揃いの衣装で古代人に扮して舟を漕ぐらしい。 おもしろいのでとりあえず写メ。 それから流れで急遽古代船に体験乗船することになってしまった。 「お昼ごはんが食べたい…」と思ったけれども、うきうきと楽しそうな父の姿を見ているとどうにも断りきれず、例のオレンジ色の救命服を着せられて乗船。30分ほど海の上を漂って帰港したときの父の満面の笑顔が非常に印象的だった。自分の趣味に家族が関心を持ってくれるのがうれしくて仕方ないのだろう。要するに父は子どもなんだな、と思った。いやもちろん還暦も過ぎたおっさんなんだけど、子どもなのである。 その後の細かいところははしょるとして、父は要するに内心、母とわたしからの黄色い歓声を期待していたのだと思う。 写真も数枚しか撮らず、帰港してから父の労苦をねぎらうこともしない母のそっけなさに、父はいたく傷ついたのではないかと思った。帰宅後は「エアコンの調子が悪い」とか言ってご立腹であったが、本意はそこではないと踏んだ。もっと立ててあげたらよかったね。ごめんね、父よ。わたしの撮ったムービーにはばっちり写っているから、それでどうにか機嫌を直しておくれ。 -
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