カフェ・ラ - 2007年11月03日(土) 午前中から病院へ。 もう何ヶ月も診察なしで処方箋だけ出してもらう状況が続いていたのだけど(わたしがきちんと通院のための時間を取ってこなかったから。)前回ついに病院のほうから「次は必ず診察を受けてくださいね。」と釘を刺され、今日こそはと朝から出向いて行ったのだった。 なのに病院に行ってみれば看板は畳まれ、シャッターも降りていて、要するに、今日は土曜だけど同時に文化の日で祝日でもあるわけで、祝日だから病院は休みなのだ。こりゃ参った、考えが足りなかった、とほかの病院にもあたってみたがどこも留守電で、何が困るって薬を切らすと体がものすごくしんどくなるのだ。何とかして薬を確保しないといけない。ちょっと考えて、ネットカフェで休日当番医を探すことにした。以前、下の弟がバイトの面接を受けて落とされたことのあるネットカフェ(どうでもいい情報)に入り、30分コースでチャカチャカと市の医師会を検索、わたしの母校の大学の近くにある神経内科を発見。ドリンクバーからあたたかいコーヒー牛乳を持ってきていたのだが、ギリギリ診療時間内に着けるかどうかという状況だったので飲む余裕もなく店を出た。ゴミ箱が見つからないので店員さんに「どこで捨てたらいいですか?」と間抜けな質問をすると受け取ってくれた。ごめんなさい。 さっそく電話してから車で向かう。事情を話して薬をもらいたい旨を伝えると、医師は渋い顔で「あなたを疑うわけじゃないけれど、最近多いんだよね。」と言う。なにが?と思っていると「さももっともらしい顔でね、『いつも飲んでるんです』って、ありえない量の薬のリストを持ってきて、処方してくれって言うんだよ。『ほんとにこれ、あなたが飲むの?』って尋ねると、何も言わずにじぃっとこっちを見るんだよ。」横流し目的で薬の大量処方を求める人がときどき来るのだという。「とりあえず3日分だけ処方しとくからね。」とのことで、診察はほんの数分で終わった。前に同じように薬が手元になくなってしまって別の病院に行ったときには、うつ病を発症したきっかけから現在に至るまでのことを改めて全部話さなければならなかった。今回もそれをしなきゃいけないとなるとちょっとめんどくさいなあ、と思っていたところだったので、話のわかる医師でよかったな、と思った。 小児科併設なので、子供用のおもちゃや絵本が待合室にたくさん置いてある。 薬の処方を待っている間、隣の席の子どもがかわいかった。 「ブロックであそびたい」とかって備品のブロックのかごを取り出そうとするのだが、お母さんから「もうあとはお会計だけでおしまいだから、どうせすぐ終わっちゃうよ。このまま待っときなさい」と止められて、たいそうご立腹だった。まず「ブロックであそびたーいー」と駄々をこね、やがて「ブロックーーー!!うわわああああ!!」と泣き出し、それが怒りに変わり「もうすかん!ブロックであそびたいっていったのに!」と、母親に自らの怒りの深さを懸命にアッピールしていた。横目でチラ見したら、まんがみたいにほっぺたをぷーっとふくらませていたので思わず笑ってしまった。おもしろいのでその子をずっと観察していた。しばらく母親と離れたところに座ってすねていたが、そのうち他の子が遊んでいるやわらかいボールに気持ちが移ったらしく、興味津々なようすで目で追っていた。ほどなくしてボールの子は帰り、床に放置されたそれを拾って「ねえみて…っぼーーーーーん!!!」と、絶妙なタメののち、テンション芸人みたいなものすごい勢いでボールを投げる。待合室の中をぼんぼん跳ね回るボール。「やめなさい!」とお母さんが即座に注意するが聞かない。「っぼーーーーん!!ぼーーーーん!!!!!」勢いはとどまることを知らない。4回目で、ボールがわたしの足にぶつかった。その瞬間、彼女ははっとして、おびえた気まずそうな目つきでわたしの顔を見た。 ああ、その気持ちが持てているなら大丈夫。あんたは大丈夫だよ。 そんな思いをこめて微笑みを返してみたが、ボールをぶつけられたのにもかかわらずヘラヘラ笑ってうれしそうなようすの大人に当惑したのか、無表情のまま母親に擦り寄っていった。それからは静かにしていた。 そして処方された薬はなぜか2日分だった。いいんだけどね。足りるから。 午後は恵ちゃんと、結婚した友人たちへの贈り物を買いに鶴屋へ。 品物はもう決まっていたので手続きだけさっさと済ませ、お茶でもしましょうという話に。「カフェ・ラ」という店に入った。表記を見る限りはフランス語みたいだったけど、「ラ」っていうのは、「プリン・ア・ラ・モード」の「ラ」ですか?よく知らないんですけど、「ラ」って接頭辞みたいなものじゃなかったですかね?日本語で言えば「喫茶 その、」という感じになるのだろうか。たぶんならない。プリンのとは違う「ラ」なのだろうと本当は思っている。そのぐらいのことはわかるもん!(誰に怒ってるんだ) カフェではなんだか自分のことばっかりべらべらしゃべってしまって申し訳なかった。久しぶりに会う恵ちゃんはきれいになっていた。いろいろ環境の変化があったようで、気持ちがすっきりしたからなのではないか、と思った。たまにある「カプチーノの泡にうさぎとかハートとかの絵を描いてくれる」店で、わたしのはハートだった。かわいかった。 夕方は家庭教師へ。 今日は調子がよかった。 過去問も絶好調。高得点。 この調子でどうかがんばってくれ、と祈るような気持ち。 「知り合いが『Nちゃん(教えてる子)が終わったら次はうちお願いしようかしら』って言ってたんですよ」 とお母さんに言っていただいてうれしかったが、聞くと学年順位が下から数えて何番目のお子さんのようで、こないだ「2番上がった」とかって喜んでいたそうだがそれでも右手だけで数えられるぐらいに下から数えて何番目、というぐらいらしい。 だからというわけでもないが、もし本当にその話が来ても「来年度以降は別のお話をいただいておりまして」と断ろうかと思っている。来年からは収入もぼちぼち安定してくる目算だし…。身体もきついしね。 -
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