働きマン4巻 - 2007年08月25日(土) 何はともあれ、新二との逢瀬がせつない。 確かに気持ちが残っているのに、言い出せないまま別れ別れになってしまうふたり。 …せ、せつないよぅ!! どの話でももれなく仕事でパッツンパッツンに張り詰めているヒロがそろそろ痛々しく見えてきた。 主婦の友人にあたるなよ…。 「魂がぶつかり合うような恋愛」というのは確かに真実味のあることばだが、でもそれが正解なのかと聞かれたら、たぶんわたしは違うと答えるだろう。魂のぶつかり合いとは、生き方のぶつかり合い、自我のぶつかり合い、その過程を経てもなお互いに惹かれあい、必要とするならそれは本物の恋愛なのだろう。けれども。 わたしの知りうる範囲内では、その「魂」をぶつけ合ってうまくいった恋愛というのはひとつもない。 すべてをさらけ出し、ぶつけ合い、その果てに許しあえるような、人間とはそんなに高尚な存在ではない。 だから人間は、ことばとか理性とかいうベールで、たくさんのことを包み込んで、くるみ込んで、互いにいっしょにいられるようにしてきたんじゃないか。 人間はサルとは違うのだから、と「魂」のままにまっすぐに自らの精神活動に忠実に突き進みながら生きるのか、 周囲との調和を第一に考えながら、ときに妥協し、ときに信念に反する言動を取りながら生きるのか、 どちらがより「人間らしい」生き方なのだろうかね。 -
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