ずれている - 2007年04月22日(日) この日記、今、日付と内容がきれいに一日ずつずれているのだけど、たくさん書きたいからまぁいいや。 毛沢東のそっくりさんが、人民服姿で毛沢東の物真似をしながら中国各省をめぐる旅をしているらしい。 当人のスタンスとしては「思想的には崇拝している部分もあり、愛憎こもごも」といった感じ。 本当にものすごい勢いでそっくりさんなのだが、それはまぁいいとして、驚くべきは、行く先々で見られる、実にあっけらかんとした反応。 芸人かなにかのテレビ番組の収録現場にたまたま立ち会うことができた幸運を喜ぶかのような態度、わたしには、そんなふうにしか見えなかった。 もちろん、毛沢東という人物に格別な思い入れや関心を何ら持ってこなかった人、崇拝者、その逆、それぞれが相当数おるのだけど、みなニコニコして対話に応じさえすれ「失礼だ」だの「不謹慎だ」だの、そんな声はついぞ聞こえず、本当に屈託なくおもしろがっている人ばっかり。 文化大革命のときの演説とか普通に真似してるんだけど、周囲の反応ときたら「わぁ、似てる似てる」と拍手喝采で褒めそやしたり「光栄にございます」と茶化してみたり。 たとえば日本で、昭和天皇のそっくりさんが天皇に扮装して各地をめぐり、玉音放送なんて真似してみたりしたら、どういう反応が返ってくるんだろう。 乾いている、と思った。 中国は乾いている。 じめじめしていない。 でも、そうやって乾いているけど、内側はとてもしっとりしてる。 じめじめしてない。しっとりと潤っている。 しなやか。 これがこの国の底力? こわいなー。 ほんと、こわいわ。 いろいろな意味で。 -
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