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2011年09月24日(土)
杉浦直樹さんの最後の言葉と、岸辺のアルバム

俳優の杉浦直樹さんが、先日亡くなられた。

杉浦さんの最期の言葉は

「私の人生、メデタシ、メデタシ」

「皆さんにありがとうと言って下さい」


その言葉が、とても私には印象的でした

私はかねがね、自分の「死に際」ということを、考えている。




「みなさんに生かされている」

そう思って生きているわたしにとって、

やはり、自分の最後は、みなさんへの感謝で終わりたい。

人生めでたしと、いい人生だったという言葉で終わりたい。

杉浦さんのその言葉、すごくわかる気がする。


(結婚できないような気もしている私ですから、家族に最後を・・・というのは、難しいかもしれない)





ところで、杉浦直樹さんといえば、僕がいちばん印象に残っている作品となるとやはり

「岸辺のアルバム」

TBS金曜ドラマ、日本の連続ドラマ・ホームドラマを変えとも評される名作
私は、高校生かそのあとだったか、再放送で見たのですが
「氷点」と、この作品は、本当に衝撃を受けたドラマでした。



僕にとって、倉本さんの「北の国から」よりも、山田太一さんの「岸辺のアルバム」のほうが、ドラマの歴史に残る名作だと思っている。

最終回、家族4人がバラバラになり家庭崩壊の寸前に。そのとき、多摩川増水で、我が家が川に流されそうになる。避難先から戻ってきた家族は、流される寸前の大きく揺れている我が家から、家族の思い出の、かけがえのない「アルバム」を取りに行く。そして、家族の幸せの象徴だった家は、濁流に流されていく。4人は、アルバムを抱えたまま、流される家を見ながら呆然と立ち尽くす…そのシーンは、長年語り継がれる名シーン。

このドラマで、父親役をされていたのが、杉浦さんで、この役が、いまも強烈に印象として残っているんですよね。


こうした、良質なドラマ、もう、いまのTBSが、再び作ることってないでしょうね。

ドラマ好きな私、いまのTBSには、失望していて、TBSの連続ドラマ、ここ数年、あまり見ていません

民放の雄、ドラマのTBSと言われていた昔、
僕はTBSのドラマを見て育ったといってもいいくらいですが。

いまのTBS、昔のような、大人の、時代の先を行く、そして社会派のドラマを作っていく・・・そんなテレビ局に戻ることってできないのでしょうか

ドラマとCMは、時代を映す鏡。



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
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