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2011年08月09日(火)
車について書いてみる

車について書いてみます
6月は、車のディーラーさんへ足ぶことが多かった。


軽自動車に限ってみると、選択肢が少なくなったなぁと。マツダも、スバルさえも、他社からのOEMとなってしまい、気がつけば、自社生産は4社のみになっている

わたしは、軽だったらダイハツがいいと思ってる人なのですが、そのダイハツも、車種は多いものの、どれも似たり寄ったり。個性という面と、こちらの希望する車が、マッチングするものがあまりなくて


一昔前は、もっと自由に軽自動車を作ってた。売れなくても、個性を大切にするバラエティー豊かというか

ホンダビートや、ダイハツコペンのような、かっこいい2シータースポーツカーも、いまは途絶えてしまってる。

個性といえば、ネジがむきだしで簡単にバンパーとか外したりできる、ダイハツネイキッドとか、ミゼット2とか、個性派の車もなくなったし

ホンダトゥディや、スバルのR2のような、デザインが凝った車も少ない。まぁ、空間が狭い軽自動車は敬遠されるから。スズキセルボやダイハツソニカの失敗はそこでしょう

ただ、なんかどれもよくにていて…なにか、コレッ!というインパクトのある車って、ないですよね

スズキワゴンRも、たしかに品質はよくなったと思うけど、初代にあった、工業デザイン的なシンプルイズベストのインパクトは、いまはないですね。豪華になったなとはおもうけど。ダイハツムーブにいたっては、先代の方がデザインはいい気がしたり

室内の造りを、実際見ると、ある2社と、別の2社では、かなり差がある気がして。後者の2社の車をあれこれ見て、軽だからちゃちくてもみたいな室内に、がっかりさせられた。

OEMで同じ車なのに、わざわざ違うメーカーを見に行き、ちょっとの差を比べあうなんて、なんだか寂しいなぁ

せめてスバルくらいは、技術屋さんらしい、優れた個性的な軽を造り続けて欲しかった


昔のホンダステップバン(初代ワゴンRの原型)やバモス(幌屋根の、きちんとしたドアもついてない、ワゴン車)のような割り切ったいさぎよい車が、あっても面白いかも


僕なら、空間が広く、フルフラットシートになる車がいいかな。乗ってる人がここちよいものでなくちゃ



わたし、現行のマツダデミオが97年に発売されたとき、あのスタイルにかなり違和感を覚えた。ステーションワゴンだったデミオが、背の低い、小さな車に変わってしまって

どうもデザインも、僕はまったく好きになれなかった。ただ、かなり軽量化されたから、マツダ特有のスポーティーなイメージと、走りは、色濃くなって。いさぎよく割り切ったんだなと


最近、スカイアクティブエンジンを搭載して、マイナーチェンジにも関わらず、フルモデルチェンジ以上のインパクトで、デミオが生まれ変わった。

ハイブリッドなんかにしなくたって、ハイブリッド並の燃費は出せるという技術は、まったくもって、いま、人々が求める車のどストライクをついてる。凄い技術です

それ以上に、デザインも、ちょっとのことだけど、かなり端正に、かっこよくなったことに、驚いている。カラーリングも、いい色が加わった

通常、マイナーチェンジって、2年経って、売れ行きが頭打ちになったとき、無理矢理変にデザインを変えてしまうものだが、今回のデミオは、4年経ても、驚きの新技術と、うまいデザイン見直しで、成功した稀な例のような気がして

1ヶ月で1万4千台も受注されたこともニュースになってたが

4年経て、フルモデルチェンジしなくても、さらに新しいイメージで売れていく

いま思うと、デミオのデザインは、時代の先を捕らえた、優れたデザインだったということだったのでしょうね

それが、新エンジンと相まって、いま注目を浴びている

これからは、1モデルを8年くらい作りつづけて、その間に、技術やデザインをコツコツリファインさせていく時代なんですかな



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/

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