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2010年04月27日(火)
こころの遺伝子








きのう、仕事で安佐南区の緑井・八木へ行っていました。
昼のお休みの時間、せせらぎ公園を歩いてみた。もう新緑の光景にすっかりかわっていて、木々の葉っぱが鮮やかでした。
比較的あたたかで、ここちよい。ただ、だんだん曇ってきたけれど









きょうの朝は、雲ひとつない、さわなかや空でした。おもわず深呼吸したくなるような。
いつも通勤で見慣れている都心の光景だけれど、空の表情一つで、ずいぶん見え方も変わるものです。


正直なところ、ここ最近、いろんな昔の物事が、自然と戻ってきていることに、ちょっぴり戸惑いながら、不思議な気持ちでいるのです。

日曜日、久々に旧友と再会したのも、そのひとつ。
彼は、倉敷に住んでいるのだから、逢おうと思えば逢えるのに、ずいぶんご無沙汰していた。でも、その空いた時間をほとんど感じることなく。何年経っていようが、いつも、すーっと入っていける、そういう関係が、親友なのかもしれない。



いま、ひとつひとつ、過去のことについて、見つめなおしなさいということなのだろう。そうすることで、こころから消えない記憶や、わだかまっていることをきちんと整理してから、次の新しいものを受け入れていく。そうして、自分の中の過去、現在、未来を、しっかり一つに結び付けなくてはいけないということなのだろう。


離れていくもの、戻ってくるもの
人と人の関係は、努力や想いだけじゃ計れない、運命的なものもあるわけですが。悲しい想いをした分、きっと時間が経ったのちに、いろんな経験や、悩んだりしたのちに、それらはゆっくりといい形で、やさしく戻ってくるものかもしれない。



昨夜、「こころの遺伝子」という番組を見てて、


つい、もらい泣きしてしまった。

西原理恵子さんの、

「どん底でこそ笑え」

という、なくなったご主人からのメッセージ。どんなに辛い人生の中でも、笑っていよう・・・こころうたれるものがありました。


この番組、スタートしてから、よくみています。
無駄なものを一切排して、運命の人からの運命の言葉を中心に、淡々とトークが進んでいく。嫌味なところがなくて。いい番組だと思います。

西田敏行さんが、ちょっと前まで司会してた、日テレの「泣ける歌」は、泣かせようと狙ってる演出や構成があまりに押し付けがましいというか、あまりに軽すぎて、僕は好きじゃなかった。

「こころの遺伝子」の方が、同じ司会をしている西田さんの涙に共感できる。




私にも、人生を大きく変える出会い、そして言葉ってあります
(以前、この日記に書いたことあったと思いますが)
ひとつの出会い、たったひと言の言葉で、その人の人生をいい方向に大きく変えるような、強い力を持ちえることがある。(逆に、大きく傷つけることもあるけれど)
だから、僕は言葉をひとつひとつ、大切にして生きていきたい。




あしたも、そして、これからも、おだやかで
しあわせでありますように・・・

みなさん、きょうもありがとうございました。



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/

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