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2009年11月30日(月)
坂の上の雲・第1話、外事警察・第3話

坂の上の雲 第1話

NHKのスペシャルドラマ。制作費は数億円とも言われ、3年間かけて放送される。司馬遼太郎による長篇歴史小説が原作。

正直ね、最初は、かなりお堅いドラマになるんじゃ?歴史考証の映像など織り交ぜながら・・・って思ってみましたが、比較的見やすい構成になっていた。第一回の登場人物が単純明快だったからかもしれない

秋山真之らの、少年時代・松山の地から、物語は始まる。
秋山真之(本木雅弘)、秋山好古(阿部寛)、正岡子規(香川照之)の3人が軸となるのだろう。それに、正岡律(菅野美穂)をはじめとする、超豪華なキャストが、今後脇を固める

1回90分という長い放送時間を感じさせないクオリティーを感じました。
ストーリー・脚本以上に・・・

とにかく、壮大なセットを組んだり、ロケを多様したり、半端じゃないエキストラを登場させたり
なにからなにまで豪華なのがわかる。
ラストシーンの、イギリス戦艦のシーンも、わざわざ巨大な船のセットを海に組んだのだろうし、外国人のエキストラもたくさん。どのシーンも、きちんとロケをして、リアリティを追究しているのがすごく伝わりました。それだけで、満足させられますね。まさに映画並み、いや、映画以上のものがあります。

渡辺謙さんが、ナレーションというのも、もったいないくらい。

今後、軍・戦争のシーンも数多く登場するのでしょうが、
おそらく、海外での大規模なロケにより、迫力のあるものとなるのでしょう。その点も注目です。そう、テレビドラマでここまでやれるのか!!という意味で。


ラストのサラブライトマンの「Stand Alone」も、おそらく、このドラマのための曲でしょう。(久石譲・小山薫堂の作詞作曲)美しい歌声と、坂と雲を映し出す映像は、とても合っていて、ドラマの最後まで壮大なスケール感を緻密に映像化していると想います。

真之の、生き生きした表情や雰囲気は、すがすがしいものを感じます。
彼が、今後どう成長していくのか・・・


このドラマの制作段階で、いろいろ不運もあったけれど
なんとか、作品として形に仕上げられてよかったですよね。


こちらを、レギュラーの大河ドラマにすればよかったのにと想います。
(「天地人」が、ますますチープに感じてしまった)

今年、5話を見て、また来年後半、4話、そして再来年・・・
そういう放送形態が、どう評価されるのか?も、気になるところです。
これが足を引っ張ってしまうのはもったいないんですよね。


外事警察 第3話

ついに、住本(渡部篤郎)によって、協力者〜囮〜にさせられた愛子(石田ゆり子)。住本は陽菜(尾野真千子)に「(愛子を金で)ずぶずぶにしとけ」と、金を渡すよう命令する。愛子は、自らの不倫がきっかけによる交通事故で植物状態になっている夫を、施設にいれ、手術をうけさせることとなる。

愛子は囮になって、ジュリオの携帯データを取ったり、奥の部屋に潜入させたり・・・挙句の果てに体を許さざるを得なくなり。その声までも、住本ら捜査員は盗撮マイクから聞かざるを得なくなる・・・

愛子は、住本に、「介護から解放されて、この仕事を楽しんでしまっている自分が怖い」と。


ストーリー、音楽、映像・・・すべての要素が非常に重たく、本格的に作りこまれているから、視聴者も、ぐーっと入り込んでしまうし、愛子の潜入シーンだって、非常にハラハラさせられる。先がまったく見えないストーリであるから、なおさら。

なにより、住本はいったいどういう人間なのか、どうして公安に、どうして少年時代父を殺そうとしたのか、どうしてこういう捜査を・・・その疑問も沸々と沸いてくる。

ドラマの中で、爆破シーン、陽菜の入院シーンが挿入させられる。おそらく、このドラマのラスト(最終回)の展開なのだろう。結末の一端を、最初からピンポイントで見せていく手法は、やり方次第では、大失敗になるものだけれど、このドラマでは、逆にいい効果を生んでいると想います。


「重厚」「本格」「独自の世界」
そういう言葉が当てはまる、秀作だと想います。とてもおもしろい
さすがNHKって感じさせられた。(もちろん、キャストも含めて。きっと、民放だったら、こういう演技のできる人を適材適所に・・・といいうキャストにしないと想います)

ただ、難を言えば、最初はとっつきにくい作品でしょうね・・・
万人受けしないというか。見れば、すごくはまるけれど、じゃあ見て見ようと思う段階で、視聴者が限られるだろうな。警察ドラマとして本格的すぎて。



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
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