コバルトの静かな広島生活ブログ  メトロポリタンカメラ  ツイッター  広島カフェ案内  コバルトのプロフィール・サイトの情報  メール  静かな広島生活掲示板


前のページへ月別日記リスト過去の日記リスト
2005年05月16日(月)
「選ぶということ」「読書の傾向」

HPの更新情報
○日曜日の日記も同時にUPしました。
○写真日記もUPしました。

=====================================

こんばんわ。コバルトです。
今週も、静かな生活日記にお付き合いください。

さて、きょうのテーマは「選ぶということ」
先日、夜ふらっとスーパーへ買い物へ行ったときのこと。せっかく虫歯を全て治療したのだから、気合入れてデンタルケアをしよう!ということで、歯磨き粉、歯ブラシから、デンタルリンス、果ては歯間を磨くブロスまで、いいものを買い揃えようとあれこれ見ていました。いろいろある商品、どれも、特定の効果なり特徴があって、それを全て気にしてしまうと、一つだけを買えなくなる。ほら、「虫歯の原因になるプラークを除去」とか、「アミノ酸で歯茎を強くする」とか、「スクラブで歯を白くする」とか、「歯の再石灰化を促進する」とかとか。だったらこの特徴を全部入れ込んだ商品を開発すればいいじゃない。みんな大切なことだもの!などと思ったりする。わからない用語のオンパレード。わからない成分を頭の中で格闘しながら、どれを優先順位を付けて考えようか・・・っていう問題になるわけです。僕は、お買い物とかでも、いろいろお店を回る方だし、店員さんとかとお話して、のんびり選ぶ。選ぶことを楽しんでるほうかもしれないな。ロフトとか東急ハンズへ行くと、ずーっと出られないのは、そういう性格から来てるのかもね。


まぁ、こういうちょっとしたことでの「選ぶということ」もあるし、おおきな「選ぶ」ということもある。大きな買い物する時とか、結婚するときとか。ほんとにこれでいいのか?などなど。人生の選択という場面は、生きているうちに、必ず出逢うものです。だから人生はおもしろいのかもしれないし。敷かれたレールをただ走ってるだけでは、面白くない。人生を旅になぞらえるとね。途中下車したり、分岐点に出逢ったりするから、いろんな発見や経験に出逢えるわけだし。僕なんか、遠回りばかり。「♪一つ曲がり角〜一つ間違えて〜、迷い道クネクネ〜♪」って感じです。人にお話できるような人生は送っていない。、まぁ、あまり振り返りたくないものだけど、ただ、選ぶということに注目したとき、考えすぎるたほど、後悔する選択になってしまった・・・ということが多いことに気付く。

逆に直感で決めたことが、あながち無視できないこともある。ビビッとくる直感って、選ぶという行動に追いて重要なファクターになりうる。人と初対面で、ビビッときた。その人と、結局結ばれた・・・などという話はよく聴くこと。

選ぶというのも、バランスがあって、両方とも無視できないですね。しっかりじっくり悩んで選ぶことも、直感を信じることも。ただ、どちらにしろ、あてが外れたりしたとき、結局自分が選んだのだ!というあきらめというか納得をするようにしたいもの。

どんな出来事も、人生も、結局は自分が選び招き入れていることが多い。
そのことをしっかり自分の心の中で展開して、人に責任転嫁しないで、次につなげられたら、いいのだろうけれどね。なかなかねー

==================================

「コバルトのつぶやき」
本が好き。部屋には背の低い大きな書棚が2つ。ぎっしり本が並んでいる。(図書館の空気も大好き。自分のメンタルなバランスを正常に保つ場所が、けっこう昔から、図書館とか本屋さんだったりする。学生の時も、休憩時間や放課後はよく図書室へいってた生徒だった)高校から社会人になるまでは、小説とかエッセイ。それと学んでた「広告」関連の本が主だったが、最近は、人生書、心理学、仕事に関する本が増えて、割合的に、全蔵書の半分以上を占めるまでになった。

みなさんは、自分の人生のバイブル的な本というのが、一冊くらいはあるのではないかと思います。本に限らず、映画でも、ドラマでも、音楽でも。人生を変えたといえるようなそういうものを持っていることは、人を形成する上で、一つの魅力となる気がします。本に関しては、僕が大好きな雑誌「ダ・ヴィンチ」で、タレントや作家、著名人の「わたしの1冊」というのを読んでると、おもしろいし、出逢った人に、質問する一つの定番になってしまってる。そこから、自分のまだ知らない、素敵な本の世界などに出逢えるきっかけになると思うから。みなさんのそんな一冊・・・教えてください。

僕は、高校の頃、三浦綾子さんの小説に没頭しました。やはり代表作の「氷点」は、人生を大きく変えるきっかけになった大切な1冊だった気がします。「汝の敵を愛せよ」小説のテーマになっているこの言葉。一生かかっても、僕には難しい言葉なのかもしれないな。当時好きだった、太宰にしろ、寺山にしろ、このころの自分に大きく関わった作家たちの作品は、ずーっと手元においておきたいと思うもの。いまでも書棚の奥に眠っている。また、たまには開いてみようかなぁ・・・愛用の「紀伊国屋書店特製ブックカバー」を付けて。

それにしても、昨今の自分の本生活を振り返ると、小説的ものより、より単純的な指向のジャンルに向かってるのは、どうなんだろう?いかにこころを軽くするか、悩みの答えを見いだすか、疑問なことを解明するか・・・読書がそんな目的へとシフトしてしまってる。自分の考えることの深さへの反動かもしれないな。

あっ、長くなったので、本のことについては、また続きを近々書きます。

と、いうことで、おやすみなさい。



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/

文筆依頼、感想などは、メールでよろしくお願いします
メール⇒こちら




My追加