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2005年05月07日(土)
「おいしい」は魔法のことば

イトーヨーカ堂の最新のCMを見ていて、川原亜矢子が、いっしょに暮らしてるワンちゃんの名前を「ソレイユ」と呼んでいることに、なぜだか「へぇー」と思ったコバルトです。こんにちは。

でも、広島だけは、この名前は微妙だね。だって、広島じゃ、「ソレイユ」はイトーヨーカ堂の最大のライバル「イオン」のことになるからね(笑)
川原亜矢子のCMも、イオンの山口智子のCMも、なんだか日常の暮らしを、少しだけおしゃれで、少しだけあったかい、素の2人の自然な姿・・・そんなエッセンスの詰まったコンセプトで展開している。スーパー業界の勝ち組と言われて久しい2社だけど、そんな余裕が垣間見える広告展開ではあるね。どちらも見ていて楽しい。(1年通じて、いろいろなバージョンが展開されている、ドラマ性があるからねー)


モノを食べる時、僕は必ず残すことはしない。ほら、特に外食とかしても、せっかく作ってくれた人に悪いし、やっぱりどんなものでも「おいしく」食べることに、幸せの比重を置いているから。残すことへの罪悪感が強いんです。おいしかったら、精算の時とかに、かならず店の方に「おいしかったです」って言うほうだし。

人間ね、例えば、24時間のうち、16時間は行動してるとするでしょ?その中で1日3食といえば、大体2時間は食事の時間に当てている。毎日2時間。これって大きいですよねー。その2時間だけでも、気持ちよく楽しく過ごしていたい。食べること、美味しいと感じること。その雰囲気や会話も弾む時間。

日頃、仕事でもプライベートでも、けっこういろんな方と会食することがあるが、ときどき、おおいに残して、それが当たり前のような顔をしてる人がいる。また、まったく食べるものに頓着がないのか、ぶすっとして適当に選んで、なーにもアクションなく食べている人もいる。場の雰囲気を壊しがちな人もいる。なんだかそういう人と出会うと、もったいないなぁ・・・って思うのです。

日常で、食事をする時間、コーヒーを飲む時間。それを笑顔で、楽しめる人。なにか発見できる人、静かにやさしく、ゆっくり人の食べるテンポに合わせられる人。そして、なによりおいしく食べられる人・・・そういうことに趣きが置けたら、また毎日がちょっぴり変わる気がします。生活のエッセンスという感じでね。何度も言うけれど1日2時間は大きいよ。

僕はそういうところは、単純なのかもしれないけど、吉野家の豚丼でも、大衆食堂半田屋の100円程度の1品料理でも、小さなパン屋のアンパンでも、なんでも興味を持って、「美味しい」と感じられる人なんで(笑)むろん、車飛ばしてでも、遠くの美味しいお店とか、行ってみたいお店へいくことも、楽しみだけどね。旅先で、出会うご当地のメニューなんていうのも、旅の醍醐味だし。自分が好きな、「ケーキ」「コーヒー」「ハヤシライス」なんぞは、ついいろいろ探究してしまいがち。先日の日記で書いた「FLOAT]なんかはいい例で、やはりあの独特の雰囲気に出逢えただけでも、なんだか自分には大きい。そんな、「食」というカテゴリーで、得た時間や、場所というのを、ひとつひとつ、自分のものにする作業って楽しいものです。食への探究は、なにも、「いいもの」を食べることではないと思うのです。(FLOATの写真日記を追加しました)

その基本は、やはり「おいしい」と感じること。「おいしい」と言うこと。
それは、自分次第。それだけで、自分も、そしていっしょに食事する人をも、ハッピーにさせてくれると思いますぞ。うん。

「おいしい」は、人をハッピーにさせる魔法のことば



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
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